中学生の読書感想文におすすめの本10選+α!小説中心に選びました

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夏休みの宿題として定番なのが読書感想文です。

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でもけっこう大変ですよね。1冊読んで、感想をまとめて、それを原稿用紙何枚かにして書くって苦手でした…

夏休みの宿題の中でも大変な読書感想文を少しでもスムーズになるように本を紹介したいと思います。

読書の得意不得意もあると思いますから、できれば書店や図書館に足を運んで本文を少し読んでみるといいと思います。Kindleでも試し読みは出来ますけど、他にどんな本があるかは確認しにくいですからね。

中学生の読書感想文におすすめの本10選

アンネ・フランク「アンネの日記」

アンネは二種類の日記を残していた。自分に宛てた手紙のかたちで書いた最初の日記と、のちに公表することを期して清書した第二の日記である。没後半世紀、いまその全貌が公開される。思春期の夢と悩みを赤裸々に綴る鋭い感性と驚くべき表現力-アンネ像がぐっとふくらみました。今日からこの”完全版”が定本とされる。

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ホロコーストという人類の暗い歴史と人道的な内容を扱っています。少女の目線を通して描かれているので、中学生にはリアリティを持って受け入れることができるのではないかと思います。暗いテーマですが、中学生に読んでほしいです。

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歴史的に有名なホロコーストということもあり、情報量が多く感想文を書きやすいとも思います。

梨木香歩「西の魔女が死んだ」

「西の魔女」とは、中学生の少女まいの祖母のこと。学校へ行けないまいは、祖母のもとで「魔女修行」をすることに。祖母のいう「魔女修行」とは、何でも自分で決めるということだった。不登校の少女の癒されていく心を、清々しく描いた話題作。第44回小学館文学賞。

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読書感想文を書きやすい本かなと思います。自身の考えを述べられるところがたくさんあり、その名の通り感想文にしやすい。短いですしね。

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不登校になりつつある女の子と、そのおばあちゃんとの話です。主人公が思春期の女の子ということで感情移入しやすいですし、読み進めて行くとどんどん物語の中に吸い込まれます。

森絵都「カラフル」

いいかげんな天使が、一度死んだはずのぼくに言った。「おめでとうございます、抽選にあたりました!」ありがたくも、他人の体にホームステイすることになるという。前世の記憶もないまま、借りものの体でぼくはさしてめでたくもない下界生活にまいもどり…気がつくと、ぼくは小林真だった。ぐっとくる!ハートウォーミング・コメディ。

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何かの事情で亡くなってしまった主人公が、生まれ変わりを賭けて乗り移った少年の体で奮闘し、人間関係や課題を解決していくというストーリーです。

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テーマが生きるということを描いているため、読書感想文として書きやすいと思います。非日常的な設定ですが、日常だと錯覚するほど構成がしっかりしていて物語に没頭できます。

サン・テグジュペリ「星の王子さま」

「ねえ、お願い……羊の絵を描いて」不時着した砂漠で私に声をかけていたのは、別の星からやってきた王子さまだった。王子さまとやりとりを重ねるうちに、私の胸に去来したものとは――。1943年の刊行以来、世界中を魅了し続けている名作。

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現代を生きている中で忘れてしまいそうな感情や疑問を問われているようなところが多々あり、考えながら読むことができるため文章を書きやすいと思います。

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この本は子供の頃の独創性や、小さな事を楽しむ気持ち、周りの環境を変えるために自ら動くことの大切さを教えてくれると思います。

夏目漱石「坊っちゃん」

学校を卒業したばかりの正義感あふれる”坊っちゃん”が四国の中学校に数学教師として赴任した。先輩の赤シャツや野だいこなど、偽善的な俗物教師たちを相手に”坊っちゃん”は大騒動をくりひろげる…。歯ぎれのよい文体とさわやかなユーモアあふれる本書は、漱石の作品中最も多くの読者に愛された小説である。

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古い小説ですが、ストーリーが簡潔かつ、文章がユーモアに溢れているので読んていて楽しめます。

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カラッと明るい主人公の成長物語風なので、内容も楽しめますし、とても健全なので、中学生も安心して読めます。

夏目漱石の作品の中では、比較的短い小説の上、内容も難しくないので、読みきれると思います。漱石でも『虞美人草』や初期の短編とかは難しいので、避けた方がいいと思います。

重松清「きみの友だち」

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学校での友だちとの関わり方は、思春期の中学生にとっては大きな悩みになるはずです。 自分の周りにもこんな人がいたなあと感じたり、こんな人間関係嫌だなと思いながらも読みきってしまう一冊です。

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友達を題材とした短編集なので、すべて読まなくても中の作品から1つ選んでそれだけを読めばいいので自分の書きやすい作品を選びやすいですね。

夏目漱石「こころ」

親友を裏切って恋人を得たが、親友が自殺したために罪悪感に苦しみ、自らも死を選ぶ孤独な明治の知識人の内面を描いた作品。鎌倉の海岸で出会った”先生”という主人公の不思議な魅力にとりつかれた学生の眼から間接的に主人公が描かれる前半と、後半の主人公の告白体との対照が効果的で、”我執”の主題を抑制された透明な文体で展開した後期三部作の終局をなす秀作である。

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男女の三角関係の中に人間の葛藤やエゴが描かれているので、感想を書くなら自分をどれかの登場人物に重ねて考えやすいのではないかと思います。

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高校の教科書の定番作品なので中学生には少し難しいかもしれません。でも文章自体は読みやすいので、読書が好きな子におすすめです。

あさのあつこ「バッテリー」

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中学時代の友人との友情や葛藤を感じることができる本。主人公と同世代のため、自分に置き換えながら感情移入もしやすいと思います。

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全体的に会話が多いため国語が苦手でも読みやすいのがポイントですね。

ミヒャエル・エンデ「はてしない物語」

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映画「ネバーエンディングストーリー」の原作です。

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やさしくてわかりやすい文体なのに とても緻密で、 本を読む人と物語世界の登場人物、消えては現れる森、虚無など、不思議な設定や仕掛けに満ちています。

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ページ数があって、小学生が読破するには難易度が高い本になっているので、中学生になった頃に読むのがおすすめです。

竹山道雄「ビルマの竪琴」

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太平洋戦争中のビルマで、日本人兵士が演奏する竪琴の音色が隊員たちの慰めになっていたというあらすじですが、とても読みやすくて中学生くらいの感想文にはおすすめです。

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戦争から帰ってこれず、ビルマのジャングルで帰らぬ人となった大勢の人を弔うために、僧侶になって残った1人の男性が主人公です。

石田衣良「4TEEN」

銀座から地下鉄で10分、木造の長屋ともんじゃ焼きとスカイラインを切り取る超高層マンションが調和して共存する町・月島。この町で僕たちは恋をし、傷つき、死と出会い、いたわり合い、そして大人になっていく…。14歳の中学生4人組が1年間に出会った8つの瑞々しい物語。

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自分が中学生のころのことを考えると、自転車旅行、女性に対する興味とか、世代や住むところが違っても、考えることはまったく同じだなと感じます。

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僕もこの本を中学生の時に読みましたが、読みやすい文章に感情移入して読めるのではないかと思います。

太宰治「走れメロス」

残虐非道の王に反抗し捕らわれたメロス。妹の結婚式への参列とひきかえに親友セリヌンティウスを人質にさしだす。メロスはセリヌンティウスの処刑に間に合い、救うことが出来るのか!?友情を中心としたこの物語は教科書教材としても有名な作品である。

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ストーリーが分かりやすく、場面の随所に自分の感想を挿入しやすい作品になっています。

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不朽の名作であり、最初に触れる太宰作品としてはベストだと思うためです。友情のすばらしさ、努力が報われるすばらしさ、太宰のポジティブさをかんじることができる珍しい作品であるということもおすすめの理由です。

村上龍「13歳のハローワーク」

「いい学校を出て、いい会社に入れば安心」という時代は終わりました。好きで好きでしょうがないことを職業として考えてみませんか?花、動物、スポーツ、工作、テレビ、映画、音楽、おしゃれ、料理…いろいろな「好き」を入り口に514種の職業を紹介。派遣、起業、資格など、雇用の現状をすべて網羅した仕事の百科全書。

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中学生となると、徐々に将来のことを考え始める時期。そんなときに世の中にどんな職業があり、どんな風にしたらなることができるのかを一冊で知ることができるこの本はおすすめです。

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職業自体を知らなければなることは出来ないので、広い視野をもっておくという意味でもおすすめの本です。でも読書感想文となると少し書きにくいかもしれないですね。

中学生向けに読書感想文のおすすめ本を紹介しました

今回は中学生向けに読書感想文のおすすめ本を紹介しました。

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読書が好きな方は、何冊か読んでみて心に残ったものから読書感想文を書いてみる…なんてのもいいかもしれませんね。

今後も随時おすすめの作品を追加していきたいと思います!

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