【おすすめ】今敏の全作品を一覧であらすじを紹介します

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今 敏 こん・さとし(1963年10月12日 – 2010年8月24日)

アニメ監督、漫画家。北海道釧路市出身。武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン科卒業。1984年、『虜 -とりこ-』で『週刊ヤングマガジン』の第10回ちばてつや賞(ヤング部門)優秀新人賞を受賞しデビュー。受賞を機に大友克洋のアシスタントとして働き始める。漫画家としての活動の傍ら、1991年には『老人Z』で初めてアニメ製作に携わり、美術設定・レイアウト・原画を務めた。主な作品に『PERFECT BLUE』『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』など。膵臓癌により46歳で早世した。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:PERFECT BLUE
  • 2位:千年女優
  • 3位:東京ゴッドファーザーズ

作品年表リスト

※アニメ作品は監督作のみまとめています。

海帰線(1990年8月)

人魚の伝説や古くからの言い伝えとともに生きる長閑な海辺の町。この小さな港町にも、土地開発という近代化の波が押し寄せる…。映画「東京ゴッドファーザーズ」「千年女優」の監督として国際的にも高い評価を得ている今敏による初期作品、ついに登場!

ワールド・アパートメントホラー(1991年8月)

PERFECT BLUE(1997年)アニメ映画

最新作「パプリカ」が大ヒット中の今敏・初監督作品「パーフェクトブルー」をハイビジョンリマスター化し、Blu-ray DISCで新登場!

アイドルグループを脱退し、新人女優として活動を始めた未麻は、自分の意向とは裏腹に舞い込む、過激なグラビアやTVドラマの仕事に戸惑いを隠せない。だが、彼女の周囲でその関係者を標的とした殺人事件が次々と発生し始めて――。

千年女優(2002年)アニメ映画

かつて一世を風靡した大女優、 藤原千代子。
30年前忽然と銀幕から姿を消し、人里離れた山荘でひっそりと暮らしていた彼女の元に、時を越えて古びた小さな鍵が届けられた。

あたかもその鍵が記憶の扉を開いたかのように、千代子が語り始めたその物語は、彼女が生きてきた70数年という現実の流れから溢れだし、”映画”という幻想の海流を通って、遙か戦国の昔から、見果てぬ未来の彼方まで広がって行く。

閉ざされた想い出に隠された千代子の秘密とは? 鍵が開いた空白の時は何を意味するのか? 錯綜した記憶の彼方にこそ千代子の真実が浮かび上がる。

KON’S TONE 〜「千年女優」への道〜(2002年9月)

2010年8月に急逝したアニメーション監督・今 敏。ハリウッドも認める鬼才が綴った「幻の名エッセイ集」が、ついに復刊!

映画『パーフェクトブルー』『千年女優』(第5回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞受賞・『千と千尋の神隠し』と同時受賞)の制作過程とともにつづられる、「アニメの制作現場」の壮絶な舞台裏と爆笑秘話。日常における観察眼の培い方からもの作りの姿勢まで、シニカル&コミカルに語りつくした、すべてのクリエイター及びその志望者にとっての必読書です。

また、仕事では死闘を繰り広げつつも、常に「笑い」を忘れなかった著者の姿をおさめた本書は、クリエイターやアニメファンのみならず、今現在、仕事や将来や家庭で思い悩むすべての「がんばる人々」に元気を与えてくれる、熱い血肉の通った「ビジネスエッセイ」としてもお勧めできる一冊です。

東京ゴッドファーザーズ(2003年)アニメ映画

雪降る夜。一人の捨て子をめぐり、東京に<奇跡>が起こる。

享年46才という若さでこの世に別れを告げた今 敏監督作品『東京ゴッドファーザーズ』が遂にブルーレイで登場!
国内外で絶賛の嵐!最高のクリエイターが集結。日本が誇る傑作アニメーション!
全世界から熱い視線を一身に集める映像作家『パプリカ』『パーフェクトブルー』『千年女優』の今 敏監督作品
日本有数のアニメプロデュースカンパニー「マッドハウス」がアニメーション制作を担当

ギンちゃん、ハナちゃん、ミユキ――。
新宿で暮らすホームレス3人組の前に、意外なクリスマス・プレゼントがやってきた。ゴミの山から生まれたばかりの赤ちゃんを発見したのだ。
勝手に“清子”と命名し、ゴッドファーザー(名づけ親)となった3人は、雪降る街を、親を探してさまよい歩く。
ウラ東京で、人生を生き抜くホームレスたちが、急転する「運命」の中で出会う<奇跡>とは。

妄想代理人(2004年)テレビアニメ

心が闇に染まるとき、“少年バット”は現れる―
今敏監督が手掛けた唯一のTVアニメシリーズ、“感染する”サイコサスペンス、遂にBlu-ray化!

2010年8月24日、日本アニメ界において異彩を放ち独自なポジションを築いていた今敏監督が46才という若さでこの世に別れを告げた。
あれから1年、監督の残したものを忘れないために、感謝の意もこめて『妄想代理人』をBD-BOXとして発売いたします。

東京・武蔵野で通り魔事件が発生!被害者は大人気キャラクターデザイナーの月子。その供述から「バットを持ち金色のロ-ラーブレードを履いた少年《少年バット》」が犯人として指名手配される。警察の必死の捜査にかかわらず犯人の痕跡はゼロ。月子の供述が不明瞭なことから、警察は次第に“事件は追い詰められた月子が作り上げた嘘なのでは?” と疑い始める。少年バットとは誰なのか?それとも、ただの“嘘”なのか?

妄想代理人(2004年5月)

ローラーブレードを履き、手にした金属バットで次々と人を襲う通り魔・少年バットの影が、ごく普通の家庭に芽生えた妄想を加速させてゆく――。今敏監督のTVアニメ初挑戦作品『妄想代理人』の裏に潜む戦慄の物語。

同名のアニメのスピンオフ小説です。梅津裕一との共著。

パプリカ(2006年)アニメ映画

医療研究所が開発した、他人の夢を共有できる画期的テクノロジー“DCミニ”が盗まれた。それを機に研究員たちが、次々と何者かに支配されるかのように奇怪な夢を見るようになる。謎の解明に挑む美人セラピスト千葉敦子は、極秘のセラピーを行うため、性格も容易もまったく別人格の“夢探偵パプリカ”に姿を変え、クライアントの夢の中へと入り込む。ところが完全に操られた夢の中で、おぞましい罠がパプリカを待ち受けていた。

オハヨウ(2007年)テレビアニメ

PLUS MADHOUSE1(2007年8月)

2010年の急逝から5年。漫画家として、アニメーション作品の監督として、今なお世界中で新たなファンを獲得し続けているクリエイター・今敏氏を一冊まるごと特集した、2007年刊行のキネ旬ムック『プラスマッドハウス 1 今敏』が、ついに一般書籍として復活!

今監督のロングインタビューや各作品解説、さらには『パプリカ』原作者・筒井康隆氏との豪華対談など、ファンなら見逃せない内容が満載。 『パプリカ』発表後の、今監督の息吹に触れることのできる一冊です。

セラフィム 2億6661万3336の翼(2010年12月)

未完の大作『セラフィム 2億6661万3336の翼』。
連載終了から24年、押井守が初めて今 敏を語った本音のインタビューを収録した“増補復刻版”として刊行決定!

物語は近未来21世紀初頭。
地球上のあちこちで、肩甲骨が翼状に変容し、幻覚におかされる天使病という死に至る病が蔓延してきた。その感染によって世界中の各国では旧来の秩序は崩壊。宗教、経済、軍事など、さまざまな問題もはらみ、人の心の不安がむき出しとなった世界— すべてが異端の地となった世界を、その「発端」をさぐるため、謎の少女セラと二人の男・バスタザル、メルキオル、そしてバセットハウンドのガスパルは、旅を続けていた。目指すは新疆ウイグル自治区南部にある中国最大の砂漠、タクラマカン砂漠—。

OPUS(2010年12月)

早逝した天才アニメ作家・今 敏の未完の大作を《完全版》で復刊!
長編アニメ映画化の企画も進行中!

隔週誌「コミックガイズ」で、1995~96年にかけて連載された長編漫画『OPUS』。アニメに専念するようになる直前の時期に書かれた、「漫画家としての今 敏」の集大成であり、後年の映画で追及される「現実と虚構」のテーマの出発点ともなった作品ですが、掲載誌の休刊にともない未完のまま終わりました。
しかし、2010年の作者急逝の後に“幻の最終回”の原稿が発見され、徳間書店より上・下巻で単行本が刊行されました。このたび、単行本の巻末に今監督の全作品を手掛けたプロデューサー・丸山正雄氏のインタビューなど新規要素も併録し、1冊に合本した《完全版》を上梓します。重厚な質感で生まれ変わった本書をぜひお手元に!

連載漫画『Resonance』の佳境を迎えた漫画家・永井力は、悩んだ末に主人公リンの死をもって物語を締めくくることとした。だが、原稿用紙の奥から姿を現したリンにその原稿を奪われ、力自身もみずからの描いた漫画の世界へと引きずり込まれてしまう。
そこで出会ったヒロイン サトコとともに、自分の考えた設定に翻弄されながらも謎の超能力者「仮面」と戦う力。作者にあらがう登場人物たち。やがて力にとっての現実世界と作中世界の境界線が崩れてゆく中で、力は「作者は作中世界の神たりうるのか」を自問するのだった—。

  • 上下巻
  • 完全版、全1巻

夢の化石(2011年2月)

はじめての驚き。ふたたびの喜び。今敏の短編作品を全部盛り。
今敏が漫画家時代に描き遺したすべての短編作品15本を一挙収録。ヤングマガジンデビュー作「カーヴ」から、60Pの大作「わいら」まで、単行本未収録作品9本を含む、ファン必携のコレクターズアイテム!!

今敏アニメ全仕事(2011年6月)

鬼才のアニメーション映画監督・今 敏のフィルモグラフィを1冊に!過去作品の蔵出し画像満載!林原めぐみ、岩男潤子、能登麻美子、山寺宏一、石川光久(Production I.G社長)、沖浦啓之(『人狼 JIN-ROH』監督)をはじめとする関係者インタビューなど。今監督ファンを筆頭に、アニメファン、映画ファンにも必見の1冊です。

今敏 画集 KON’S WORKS 1982-2010(2013年12月)

2010年に急逝したアニメ監督今 敏が手がけたイラストレーション群を150点以上を収録する画集。代表的な作品のイラストだけにとどまらず、逝去後に発見された未公開作品・初期作品群、絵コンテなども収録。

今敏 絵コンテ集 パプリカ(2017年8月)

今監督が自ら描く絵コンテは特徴的で、そのすべてが緻密に描かれていましたが、初監督作『パーフェクトブルー』(PERFECT BLUE)のころから比較しても、レイアウト指定までを描ききるそのポテンシャルは、この『パプリカ』で頂点を極めており、映像演出の教科書と言えるかもしれません。

そんな『パプリカ』の絵コンテですが、これまでは今監督がご存命中の2007年5月に発売されたDVD2枚組による限定版「デラックス・ボックス」(販売元:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント)に「ストーリーボードブック」として同梱されていたのみで、書籍としてまとめられてはいませんでした。絵コンテ部分以外の記事をまったく刷新し、新たな装いで初めての書籍化となります。

今敏 絵コンテ集 千年女優(2018年3月)

初の書籍化! 夭逝した今 敏監督の劇場第2作の絵コンテをすべて収録。往時のインタビューなども含む、読みごたえたっぷりの1冊です。

2010年、4本の劇場映画を残し、46歳の若さで世を去った天才監督・今敏。国内は言うに及ばず、世界各国でその才を惜しむ声はいまだあとを絶たない。
昨年、弊社が刊行した書籍『今 敏 絵コンテ集:パプリカ』(A5判・並装)も好評を博し、順調に版を重ねています。 そんな「今 敏 絵コンテ集」の同判型シリーズ第2弾は『千年女優』。 前作『パーフェクトブルー』で演出家としての評価を上げ、満を持して発表された、原案・脚本・キャラクターデザイン・監督を兼務したオリジナル作品です。

ストーリーの発端は、今監督自身のわずか2行のメモ――
「かつて大女優と謳われた老女が自分の一代記を語っている筈が、記憶は錯綜し、昔演じた様々な役柄が混じりはじめ、波乱万丈の物語となっていく」 というものですが、完成された作品は、そのメモをベースに、日本映画の歴史への憧憬を、美しく迫力を持ったアニメーションで再構成するという実験的な試みが張り巡らされており、アニメ史に残る傑作となりました。

今敏 絵コンテ集 東京ゴッドファーザーズ(2018年8月)

2017年の『パプリカ』から、本年春の『千年女優』へと続いた弊社刊の〈今敏 絵コンテ集〉の第3弾は、待望の『東京ゴッドファーザーズ』です。

東京・新宿片隅で生きる、「まっとう」から外れてしまった3人のホームレス――元競輪選手ギンちゃん、元ドラッグ・クイーンのハナちゃん、家出少女のミユキが、ゴミ置き場でひろった赤ん坊の親をさがして、夜のクリスマスの街を奔走する物語。

今敏 絵コンテ集 PERFECT BLUE(2019年8月)

2017年の『パプリカ』から『千年女優』『東京ゴッドファーザーズ』と続いた今敏 絵コンテ集シリーズ、待望の第4弾!
初期代表作と名高い『PERFECT BLUE』が、軽装版仕様で刊行決定!

2015年、復刊ドットコムより刊行された『今敏 絵コンテ集 PERFECT BLUE』は、A4判・豪華箱入りの絵コンテ3冊+同梱のカラー冊子にて構成されていましたが(現在は品切れ)、 このたび、A5サイズの「今敏 絵コンテ集」シリーズに倣い、仕様をあわせる形で<軽装版>として新たに刊行いたします。

本作品は、今敏氏のアニメーション監督デビュー作であり、カナダのファンタジア’97でのグランプリをはじめ、国内外で様々な賞を受賞しました。その絵コンテのすべてと設定資料、関係者へのインタビュー、新規要素などを加えたものが本書です。

群を抜いた緻密さで知られる今敏監督の絵コンテ。
新たな形でよみがえる、映画製作当時の監督の息遣いをぜひ本書で体感してください。

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