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書誌情報や書影を収集し公開してきた当サイトですが、一部の書影および書誌情報を削除しました。(2023年8月20日現在も記事の修正および削除を進めています。)
今回この行為に至った経緯としましては、書誌情報の収集に利用していた版元ドットコムというサイトの変更が挙げられます。
版元ドットコムでは書影・書誌を公開しており、その内容は自由に利用することが可能でした。当サイトでは自分で収集した情報に加え、版元ドットコムで確認した書影・書誌情報をまとめていました。
それが今月になり、「書影・書誌の利用について」(上記リンク先)のページを見ると、「【利用可】と【利用不可】」の記載があることがわかりました。
改正著作権法の影響か知りませんが、以前は利用できた書影や書誌情報も【利用不可】と変更になっているものが多々あり、このままでは出版業界や出版社に無断で情報を転載しているサイトということになってしまいます。
そのため一度公開した記事を逐一見直し、【利用可】と書かれているものについてはそのまま、【利用不可】と書かれているものについては書影やあらすじ、書誌情報を削除しました。
講談社もホームページ上の画像・文章を無断で転載することを禁止しており方向性は明らかかと思っています。
インターネットの利用が一般的になってから何年、何十年経っても、作家・漫画家の著作や短編、読み切り作品の一覧を確認できるのはWikipediaぐらいのものです。横山光輝の公式サイトのように、作品の詳細なリストを見ることのできるサイトは滅多にありません。
「この作家はどんな作品を書いているんだろう」「○○って漫画を描いた人の前の作品も読んでみたいな」そんな風に考える読者が確認するサイトがWikipediaって出版業界は何も疑問に思わないのでしょうか?
作家・漫画家はいくつもの出版社から本を出すのが一般的です。出版業界が統一のデータベースや電子書籍の販売サイトを整備しないのは残念としか言いようがありません。
クールジャパンとか言いながら誰も見ないようなデータベースを作った文化庁、出版社別に漫画アプリを乱立しAmazonKindleや韓国資本の電子書籍サイトに利用者を持っていかれている業界を思うとため息が出ます。