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白岩 玄 しらいわ げん(1983年 – )
小説家。京都府京都市生まれ。大阪デザイナー専門学校グラフィックデザイン学科卒業。 2004年、「野ブタ。をプロデュース」で第41回文藝賞受賞。同年度の咲くやこの花賞受賞。同作が日本テレビ系でドラマ化。ドラマは大ヒットし、小説もベストセラーになった。
おすすめ作品ランキング
長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!
- 1位:野ブタ。をプロデュース
- 2位:たてがみを捨てたライオンたち
- 3位:空に唄う
作品年表リスト
『野ブタ。をプロデュース』(2004年)
舞台は教室。プロデューサーは俺。イジメられっ子は、人気者になれるのか?! テレビドラマでも話題になった、あの学校青春小説。六八万部の大ベストセラーの第四一回文藝賞受賞作。
『空に唄う』(2009年)
通夜の最中、新米の坊主の前に現れた、死んだはずの女子大生。自分の目にしか見えない彼女を放っておけない彼は、寺での同居を提案する。だがやがて、彼女に心惹かれて……若き僧侶の成長を描く感動作。
『愛について』(2012年3月)
一人では、さびしい。二人では、くるしい 人はただ愛されたいと願うのに、なぜ愛にわがままになってしまうんだろう。今カノ、元カノ、忘れられない女……白岩玄初の異色恋愛小説集。
『R30の欲望スイッチ―欲しがらない若者の、本当の欲望』(2014年3月)
AKB48、半沢直樹、ONE PIECE、ミスチル、ワールドカップ……若者が“ハマる”モノ・コトには、共通する「ツボ」があった!
「野ブタ。をプロデュース」著者の30歳小説家が初めて書く、若者の心を動かすための実用書。ヒットの裏には、ヒットするモノ・コトに対する受け手の欲望・願望が必ず存在する。本書では、「ヒット(=モテ)」と「(ヒットの裏にある)受け手の欲望」について、若者の心を動かし熱狂させる9の事象をもとに解説。
「欲望のない世代」と言われて久しい30歳世代の著者が、自身の視点を軸に若者の心を動かしているものの理由を分解し、ヒットの構造を説明する。AKBヒットの裏に潜む受け手の「幻想」と「なりたい願望」、SNS普及の裏に見え隠れする受け手の「見栄」と「依存」……欲望のない世代の本当の欲望に迫る。
『未婚30』(2014年9月)
『野ブタ。をプロデュース』から10年。絞り出すように綴る、本音小説。30代の結婚は、好きだけじゃ無理。
過去に大ヒット作を出したきり、売れなくなった作家の佑人、仕事は真面目にやりつつ、掃除も料理もできない編集者の里奈。同棲を経て婚約した二人だが、その前途には、障壁がいっぱいだ。学歴、会社、実家、仕事、元カノ、年収、料理、貯金額、浮気……etc.考えれば考えるほど、したい理由より、したくない理由が積み重なっていく(「結婚問題」)。円満な離婚の後、のしかかってきたのは、生活レベルを落としたくないがゆえに、子どもをあてにする母親だった(「葉子の離婚」)。「好き」だけではどうにもならない30代の結婚を、正面からとらえて描く2編。
『ヒーロー!』(2016年)
「大仏マン・ショーでいじめをなくせ!!」学校の平和を守るため、大仏のマスクをかぶったヒーロー好き男子とひねくれ演劇部女子が立ち上がる。正義とは何かを問う痛快学園小説。村田沙耶香さん絶賛!
『たてがみを捨てたライオンたち』(2018年9月)
「家事や育児が問題なくできたとしても、仕事が人並み以下だったら男としては二流のような気がしちゃうんです。そういうのってわかりますか?」専業主夫になるべきか悩む30歳出版社社員、直樹。離婚して孤独をもてあます35歳広告マン、慎一。モテないアイドルオタクの25歳公務員、幸太郎。いつのまにか「大人の男」になってしまった3人、弱音も吐けない日々に、モヤモヤは大きくなるばかり。幸せに生きるために、はたして男の「たてがみ」は必要か?