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前回までの記事でワードプレスの国産テーマの中から、無料テーマと有料テーマのおすすめを紹介してきました。
今回の記事では海外テーマの特長や注意点、さらにおすすめのテーマを紹介していきたいと思います。
僕はワードプレスを始めるにあたって、海外の有料テーマから始めました。僕はその後、国産テーマに落ち着きましたが、初めから海外のテーマを使ってブログを運営していくのことも可能です。
ただ、海外テーマにもメリットやデメリットはあります。今回は初心者が海外テーマでブログを運営してみて、実際に良い点と微妙だった点を書いていこうと思います。
ワードプレスの海外テーマの良いところ
①:安くて高性能
②:多機能
③:デザインがかっこいい
④:カスタマーサポートがしっかりしている
①:安くて高性能
海外テーマの有名な販売サイトにテーマフォレスト(ThemeForest)というサイトがあります。
有名なテーマは大体販売されているんですが、その値段の多くは59ドル(7000円くらい)と日本のテーマより安いです。
日本のテーマは1万円~2万円くらいなので半額くらいですね。安いテーマの中には39ドルや49ドルということもあり、試しやすいです。
もちろん、安い代わりにしょぼいということもありません。しっかりと高性能のテーマが販売されています。
②:多機能
国産テーマはブログ用のため、機能は記事を執筆して収益を得られるように特化したものが多いです。
しかしテーマフォレストを見てみると、コーポレートサイト用のものや、販売サイトにも使えるものなど多種多様のテーマが揃っています。国産テーマの中にはないジャンルのテーマも多いです。
③:デザインがかっこいい
国産テーマのうち有名なものはブログ用に開発されているため、デザインがどうしても似通っているものが多いです。
しかし、海外のテーマはデザインが凝っているものが多く、見ているだけで「このサイトめっちゃかっこいいな」と感心するようなテーマも多いです。
僕がワードプレス一発目から海外テーマでブログを始めたのも「デザインに一目ぼれした」からです。
カッコいいデザインのブログを始めるために、ライブドアとはてなブログからワードプレスに移行したのもありますね。
④:カスタマーサポートがしっかりしている
テーマフォレストにはフォーラムが設置されており、質問すればユーザーが対応策を教えてくれます。
さらに、テーマフォレスト、テーマの開発元にメールを送れば、「こう対策すればどうですか?」「こういう方法もありますよ」と優しく教えてくれます。
メールの最初は「Hi ○○!」とめっちゃテンション高いのが慣れないですけどね。
ワードプレスの海外テーマの微妙なポイント
①:英語
②:カスタマイズがややこしい
③:良くも悪くも海外向け
④:重い
①:英語
これは仕方ないと思いますが、海外テーマは基本英語です。
販売サイト(テーマフォレスト)、テーマ画面、テーマ販売元、ユーザーフォーラムが全部英語です。
でも英語が得意ならまったく問題ないですし、Google翻訳を駆使すれば「なにを言おうとしているかは、なんとなく分かる」と思います。
一番きついのはトラブル時に連絡することですね。一度テーマフォレストでテーマの最新バージョンがダウンロードできなくなったときにカスタマーサポートに連絡したんですが、英語でのメールのやり取りが大変でした。
②:カスタマイズがややこしい
CSSやPHPに詳しくないと、「ネットで検索して、紹介しているサイトを参考にしてカスタマイズ…」というやり方でカスタマイズを行うことになります。
でも海外テーマの場合は紹介しているサイトがなかったり、少なかったりで、自分で模索しながらサイトを構築していくことになります。
僕が海外テーマでワードプレスを始めて一番困ったのがカスタマイズです。カスタマイズ方法を紹介しているサイトがテーマの公式サイトしかなかったので、そのサイトを参考にしながら進めていったんですが、分からないときにどうしようもないんですよね。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤しながらブログを立ち上げていきました。今となってはいい思い出ですが、この時期に記事を書いておけば良かったなという後悔もあります。
③:良くも悪くも海外向け
「デザインがかっこいい」と書きましたが、良くも悪くも海外向けのデザインになっています。
PVの多いニュースを表示する箇所に「Breaking News!」とか表示されていたりですね。
個人的に不満だったのはSNSシェアボタンに「はてなブックマーク」がないことでした。プラグインを導入すれば表示できるんですが、凝ったデザインのテーマと合わないデザインのプラグインしかなかったり。
かゆいところに手が届かないイメージでした。
④:重い
安くて、高性能で、多機能というといいところばっかりですが、残念なのは重さ。
たぶん海外の人は日本人ほど気にしないのかなと思いますが、表示されるまで少し時間がかかります。とくにモバイルサイトだと重いですね。ここが残念。
開発元もテーマが重いことを知っているので、モバイルテーマが用意されていたりします。シンプルなデザインになった代わりに表示速度が爆速のテーマなんですが、「デザインに惚れて買ったのにシンプルなテーマにするんじゃ本末転倒だよなぁ…」と使い続けることはしませんでした。
ワードプレスの海外テーマのおすすめ
Enfold
Enfoldは豊富なデモデザインが特長の万能テーマです。デモサイトの設定を簡単に利用できますし、最初から用意されている設定項目を変更するだけデザインを変更できます。
独自のビジュアルエディターも実装されており、自由にカスタマイズすることができます。
個人のブログにも使えますし、企業の公式サイトにも使えます。さらに販売サイトにも利用できます。カスタマイズで分からない点も公式のヘルプやフォーラムに書いてあるので、そのページを見ればOKです。
>>Enfoldの販売ページをチェックする
NewsPaper
Newspaperは僕がデザインに一目ぼれして購入したテーマです。
ニュースサイト、マガジン向けの有名テーマですね。トップページに数多くの記事を表示できるデザインになっており、国産テーマにはない点を気に入り購入しました。
マガジン系なら世界最高のテーマだと今でも思っていますが、上に書いたような不満点もあり「世界最高だけど、日本最高ではなかったな」とも感じています。
ですが、デザインは凝っており、Enfoldと同じようにビジュアルエディターも用意されています。パーツを選択して、マウスで動かすだけでトップページを構築できるため、CSSやPHPの知識がなくてもかっこいいサイトを作ることができます。
>>Newspaperの販売ページをチェックする
反対におすすめできない有名テーマ
Avada
超の付くほどの有名テーマですが、かなり重くカスタマイズがややこしいため、僕はおすすめできません。
使用者が多く、テーマフォレストでも最初のほうに表示されますが、親切な国産テーマの後にいきなりAvadaを購入すると、海外テーマの洗礼を浴びます。まず、投げ出したくなると思いますね。
Uncode
Uncodeも有名テーマです。デモサイトのデザインが素晴らしく購入しました。しかし、まずサーバー側の設定が必要になります。
さらに、デモサイトを再現できないんですよね。
デモサイトを再現できるようにインストール項目が一覧にあるんですが、インストールしてもデモサイトのようになりません。
しかも海外テーマ特有のトラップ、大量のサンプル記事がカテゴリと共にインストールされるため、デモサイトを再現するどころか、不要な記事を消す作業が始まります。
初心者は国産テーマから始めるのが無難です。僕のように茨の道を歩きたいという方は、そのテーマが上級者向けではないかをできるだけ確認しましょう。