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凪良 ゆう なぎら・ゆう
滋賀県出身。「小説花丸」2006年冬の号に中篇「恋するエゴイスト」が掲載されデビュー。2007年、『花嫁はマリッジブルー』を上梓し本格的に小説家としての活動をスタート。BL作品を主に発表していたが、近年は一般文芸へも執筆領域を広げた。2020年『流浪の月』にて本屋大賞受賞。
おすすめ作品ランキング
長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!
- 1位:流浪の月
- 2位:神さまのビオトープ
- 3位:わたしの美しい庭
作品年表リスト
※BL以外の作品を紹介しています。
神さまのビオトープ(2017年4月)
うる波は、事故死した夫「鹿野くん」の幽霊と一緒に暮らしている。彼の存在は秘密にしていたが、大学の後輩で恋人どうしの佐々と千花に知られてしまう。うる波が事実を打ち明けて程なく佐々は不審な死を遂げる。遺された千花が秘匿するある事情とは? 機械の親友を持つ少年、小さな子どもを一途に愛する青年など、密やかな愛情がこぼれ落ちる瞬間をとらえた四編の救済の物語。
外部サイト本屋大賞受賞! 凪良ゆうが描く、救済の物語――誰に肯定されなくても、事故死した“幽霊の夫”と生きつづける幸せを選ぶ
すみれ荘ファミリア(2018年7月)
トイレと風呂と台所は共有、朝食夕食付きの下宿屋すみれ荘。下宿人の美寿々、隼人、青子と管理人代理の一悟は家族のように暮らしていた。しかし芥という新しい入居者により、皆の知らなかった顔が見えてきて――?
流浪の月(2019年8月)
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。それでも文、わたしはあなたのそばにいたい――。再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
外部サイト【2020年本屋大賞受賞】ふたりは再会してはいけなかった…? 世間が反対しても、そばにいたい。新たな“つながり”と”断絶”を描く『流浪の月』
わたしの美しい庭(2019年12月)
小学生の百音と統理はふたり暮らし。朝になると同じマンションに住む路有が遊びにきて、三人でご飯を食べる。 百音と統理は血がつながっていない。その生活を“変わっている”という人もいるけれど、日々楽しく過ごしている。 三人が住むマンションの屋上。そこには小さな神社があり、統理が管理をしている。 地元の人からは『屋上神社』とか『縁切りさん』と気安く呼ばれていて、断ち物の神さまが祀られている。 悪癖、気鬱となる悪いご縁、すべてを断ち切ってくれるといい、“いろんなもの”が心に絡んでしまった人がやってくるが――
先号からリニューアルした『小説現代』さんにて、〈書評現代〉青春・恋愛小説の書評を隔月で担当させていただきます!🙆♀️わーい文芸誌連載だ!🌸🌸
— 三宅香帆 (@m3_myk) 2020年3月22日
今回は凪良ゆうさんの『わたしの美しい庭』(ポプラ社)をご紹介してます。凪良さんの小説はただ関係性を描いているところが好きhttps://t.co/pfTSqOgzx1 pic.twitter.com/nKjDqn3GH0