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作品情報
- タイトル
- 勤番グルメ ブシメシ!
- 著者
- 土山しげる
- 形式
- 漫画
- ジャンル
- 歴史
グルメ - 執筆国
- 日本
- 版元
- リイド社
- 初出
- コミック乱
- 刊行情報
- SPコミックス
あらすじ(ネタバレなし)
江戸へ単身赴任していた、勤番者・酒井伴四郎が書き残した日記には幕末の食べ物事情が事細かに描かれていました。
その日記を元に、幕末グルメを再現するのはグルメ漫画の第一人者である土山しげる!
日々のメシ事情に一喜一憂する姿は、あなたの胃袋に響くことうけあい!
目次
- 湯豆腐と田楽
- 鶏鍋と鍋の刺身
- 蛤鍋と鯖の塩物
- 登城見物と鮓
- 御鷹の鳩と泥鰌
- 蕎麦と穴子の甘煮
- 鯵の干物と炊き立て飯
- 鰹のたたき
- 南京汁と胡椒飯
- 異人と釜焼玉子
作者
土山 しげる つちやま・しげる(1950年2月20日 – 2018年5月24日)
漫画家。石川県金沢市出身。拓殖大学中退。大阪芸術大学キャラクター造形学科客員教授。望月三起也のもとでアシスタントを経験したのちに、1973年に『月刊少年チャンピオン』にて『ダラスの熱い日』でデビュー。グルメ漫画を数多く手がけ、『食キング』、『喰いしん坊!』など新境地を開拓した。2018年、がんのため死去。
刊行情報
登場人物
酒井伴四郎(さかい ばんしろう)
主人公。28歳。紀州和歌山藩の下級武士。万延元年に国元に妻子を残して江戸勤番として単身赴任してきた。職務は藩主が様々な場で着用する装束の着用指導に当たる「衣紋方」。料理の腕は良く、作った料理を他の登場人物に褒められることも多い。
宇治田平三(うじた へいぞう)
伴四郎の叔父。伴四郎に同行し、江戸勤番を務める。食い意地が張っており、伴四郎が炊いていた飯や買って来たおかずを密かに食べてしまうこともある。
五郎右衛門(ごろうえもん)
姓は矢野、伴四郎の同僚。伴四郎と連れ立って遊びに行くこともある。
喜代助(きよすけ)
紀州藩士。同じ長屋に住んでいる。
玄潤(げんじゅん)
医師。伴四郎の部屋に遊びに来て酒を飲む仲。
感想・解説・評価
江戸へ単身赴任した下級武士の幕末食べ物日記
#土山しげる「勤番グルメ ブシメシ!」#読了
— 右手@ものかき (@migite1924) 2020年2月1日
江戸へ単身赴任した下級武士の幕末食べ物日記漫画。食い意地の張った叔父に振り回されつつ、自分でご飯を炊き、野菜を切り、魚や田楽は炭火で焼く。(偉い)
鰹のたたき、蕎麦、鮪の刺身、寿司(鮓)など質素ながらに豪華。https://t.co/NCGPLdcSDe pic.twitter.com/spifU7qObh
そのほか、東西の違いや当時の食文化にも触れることのできる一冊。
— 右手@ものかき (@migite1924) 2020年2月1日
でも不思議なことに、なんてことなさそうなお茶づけが一番おいしそう。
合わせて読みたい本
野武士のグルメ
定年を迎えたばかりの香住武(60歳)は、第二の人生を静かに歩きはじめた。ある日の昼下がり、散歩の途中で小腹が空いた香住は、ソースの焦げた匂いに誘われて一件の食堂へ。夏の名残、少し歩くと汗ばむ九月。壁のメニューに「ビール」をみつけ、迷いながらも注文。35年のサラリーマン生活では平日の昼間にビールなんて考えられなかった。罪悪感、優越感、高揚感が頭を渦巻く。だが、その瞬間に一杯の旨さ、ひとり飯の快感に出会ってまう。それをきっかけに香住の「ひとり飯」との戦いが始まるのだが、そのハードルは意外に高く、彼を思い悩ませてばかり……。だが、食べたいものが脳裏に浮かぶと、もう食べずにはいられないのだ!!
定年を迎え、サラリーマン生活を終えたリタイア組が主人公。
昼からお酒を飲んだりと、食生活は自由気まま。食べることより、飲むことが好きな方向けかも。
評判・口コミ・レビュー
『勤番グルメ ブシメシ!』を読了
— Mitsuami (@Makio_2015) 2016年2月7日
原作者の酒井伴四郎さんの日記をマンガ化した物で 酒井さんは幕末に実在した 紀州和歌山藩の勤番侍だった人なんだって!
元になった『幕末単身赴任 下級武士の食日記』も読んでみようかな pic.twitter.com/mHBDcv24DK
『勤番グルメ ブシメシ!』読了
— 信山★しんざん (@shinzan_shinzan) 2019年5月15日
幕末だが、政治とか事件とか関係なくひたすら武士が飯を食う漫画
大食い勝負や料理屋のコンサルティングとかもしない
どうやってテレビドラマにしたんだ、これ
青木直己・著「幕末単身赴任 下級武士の食日記」(筑摩書房)読了。NHKのドラマで「幕末グルメ ブシメシ!」が始まりましたが、本、ドラマともに主人公は酒井伴四郎。この本をモデルにしたドラマなのでしょう(ドラマはまったく別展開)。幕末の武士の食生活を知ることができて楽しい本です。
— COKIE (@cokie002) 2017年2月1日
土山しげるさんの「勤番グルメ ブシメシ!」(原作 酒井伴四郎さん,協力 青木直己さん)読了。酒井版四郎さん…と書いたが,本当の江戸時代の紀州藩士が江戸勤番の際に書いた日記が原作ということらしい。「銀平飯科帳」もそうだけど江戸めし旨そうである。
— takora_Level 54 (@otubu_takora) 2015年12月30日