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超能力者を巡る軍や反政府勢力の争い、近未来都市やその崩壊後の世界を描いたSF漫画。大友克洋の代表作として後の世代に与えた影響は計り知れない。
AKIRA(大友克洋)の作品情報
- タイトル
- AKIRA
- 著者
- 大友克洋
- 形式
- 漫画
- ジャンル
- SF
- 執筆国
- 日本
- 版元
- 講談社
- 初出
- 週刊ヤングマガジン、1982年12月20日号~1990年6月25日号
- 刊行情報
- KCデラックス、全6巻
- 受賞歴
- 第8回講談社漫画賞一般部門
AKIRA(大友克洋)のあらすじ(ネタバレなし)
作者
大友克洋(1954 – )
漫画家、映画監督。宮城県登米郡迫町出身。1973年『漫画アクション』にてデビュー。代表作に『童夢』『AKIRA』など。ペンタッチに頼らない均一な線による緻密な描き込み、複雑なパースを持つ画面構成などそれまでの日本の漫画にはなかった作風で、80年代以降の漫画界に大きな影響を与えた。
もっと読む【おすすめ】大友克洋の全作品を一覧であらすじを紹介します
AKIRA(大友克洋)の刊行情報
映画版、アニメ版関連動画
アニメーション映画『AKIRA』1988年7月16日
実写映画『AKIRA』?年
AKIRA(大友克洋)の登場人物
金田正太郎
主人公。職業訓練校の生徒。暴走族チームのリーダー格で、自称「健康優良不良少年」。
島鉄雄
もう一人の主人公。金田の幼馴染。タカシと接触したことで能力を宿すことになる。
山形
暴走族。腕っ節が強く乱暴ではあるものの、仲間に対しては義理堅く面倒見もいい性格。
ケイ
ヒロイン。反政府ゲリラの少女。偶然出会った金田に窮地を救われ、行動を共にする。
アキラ
28号。タイトルにもなっている、この作品の核心に位置する少年。1982年に覚醒、能力の暴走により東京崩壊を起こしたため、地下施設で極秘に冷凍封印され、軍の厳重な管理下にある。
AKIRA(大友克洋)の感想・解説・評価
のちの世代に圧倒的影響を与えた名作SF
『AKIRA』そしてその前に発表された『童夢』の2作は特に日本の漫画に大きな影響を与えた。そのため漫画史においては、「大友以前、大友以後」という言葉が生まれた。具体的な表現としても、「超能力などの大きな力によって地面が割れる」、「球状にへこんむ」などという手法が一般的なものとして定着している。
浦沢直樹が「みんな大友さんのやり方で(漫画を)描いてた」と語るなど、現在に至るまでその影響は続いており、2次3次の影響も生まれている。その影響の大きさに「(今となっては他の漫画家が大友の手法を散々模倣したため)いまの若い人が大友克洋の漫画を読んでも(ありきたりな手法だと感じて)すごさがわからないのではないか」という言説すら存在するほどだ。
合わせて読みたい本
童夢
『AKIRA』と共に、コマ、表現技法など、のちの漫画家に絶大な影響を与えた作品です。
発表されたのは40年近く前ですが、時代を感じさせない作品だと思います。
AKIRA(大友克洋)の評判・口コミ・レビュー
大友克洋『AKIRA』 全6巻読了。アニメは何度か見たし他の作品も読んでたけど、これ今まで読んでなかったのが不思議。いやあ、ほんとにすごい。熱い!アドレナリン出まくり。バイクあったらとにかく走りに行ってしまいそう。アニメ化された部分は1/3ぐらいか。 pic.twitter.com/ddewrGOxuE
— いるりひと (@irrlicht2013) 2019年10月4日
そういえば漫画『AKIRA』読了。82~90年に連載していたとは思えない書き込み量ですね。映画的な構図。調べたら大友先生、映画畑の方らしい。原作も名言ばかりだし、映画も名言ばかり。個人的には映画版のが好みかな。いや、しかし原作のラストシーンはグッときた…。2020年五輪を予言した大覚大友様。 pic.twitter.com/t1HiRWDRPt
— 団長@NetFlix@DTM@DMP (@radioheadoasis) 2019年4月21日
大友克洋『AKIRA』読了
— 帽子の人 (@mimiilo) 2018年9月30日
生命の進化などが話題として出てくる終盤があまりに観念的で2001年宇宙の旅を見てる気分になった pic.twitter.com/bm1MUYHUzR
大友克洋さんの「AKIRA」を読了。圧巻の”終末感”でした。「NARUTO」の岸本さんは大ファンらしく、このカットをイメージして描いていたのか…という箇所が随所にあったのも楽しめました。
— 大石 寛人 (@Hiroto_OOISHI) 2015年2月21日
しかし、「和解」というのは普遍的なテーマですね…。
毎日少しずつ読み進めてようやくAKIRA読了。私の理解力が追いつけなくてちょっと最後の解釈で頭を悩ませ中だけど何はともあれ一大スペクタクルをありがとう大友先生。1984年初版…30年近くも前にこんな未来的なビジョン視えてるのホント凄い。今読んでも全然新しいよ!
— ばくさん (@bbbkkk333) 2013年9月11日