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古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである美貌の古本屋店主・栞子が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていく日常の謎系のビブリオミステリ。
ビブリア古書堂の事件手帖7の作品情報
- タイトル
- ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜
- 著者
- 三上延
- 形式
- 小説
- ジャンル
- ミステリ
- 執筆国
- 日本
- 版元
- アスキー・メディアワークス
- 初出
- 書き下ろし
- 刊行情報
- メディアワークス文庫
ビブリア古書堂の事件手帖7のあらすじ・概要(ネタバレなし)
ビブリア古書堂に迫る影。太宰治自家用の『晩年』をめぐり、取り引きに訪れた老獪な道具商の男。彼はある一冊の古書を残していく―。
奇妙な縁に導かれ、対峙することになった劇作家ウィリアム・シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。青年店員と美しき女店主は、彼女の祖父によって張り巡らされていた巧妙な罠へと嵌っていくのだった…。
人から人へと受け継がれる古書と、脈々と続く家族の縁。その物語に幕引きのときがおとずれる。
作者
三上 延 みかみ・えん(1971年 – )
小説家。神奈川県横浜市生まれ。武蔵大学人文学部社会学科卒業。大学卒業後、藤沢市の中古レコード店、古本屋でアルバイトをしながら小説を新人賞に投稿し、『ダーク・バイオレッツ』で第8回電撃小説大賞3次選考を通過し、2002年に同作でデビュー。ホラー風の作品が多かったが2011年に発表した古書ミステリー『ビブリア古書堂の事件手帖』が人気作になる。
ビブリア古書堂の事件手帖7の刊行情報
『ビブリア古書堂の事件手帖7 〜栞子さんと果てない舞台〜』メディアワークス文庫、2017年2月25日
ビブリア古書堂の事件手帖7の登場人物
五浦大輔(ごうら だいすけ)
主人公で、語り手。23歳の男性。
小学生の頃の些細な悪戯が原因で活字を見ると体調が悪くなる「活字恐怖症」であり、読書とは縁遠い人生を送ってきたが、本当は本に対して憧れに近い感情を抱いている。
祖母が遺した『漱石全集』を査定してもらうために「ビブリア古書堂」を訪れ、そこで栞子に祖母の秘密を解いてもらった縁で、アルバイトとして就職する。
篠川栞子(しのかわ しおりこ)
もう1人の主人公で、探偵役。北鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」の女店主。25歳。物語開始の前年に前店主の父親を亡くし、店を継いだ。
黒髪の長髪に透き通るような肌をした美人。本の話以外では他人と目を合わせることもできない、内向的な性格。古書の知識は並大抵のものではない。普段はたどたどしいしゃべり方をするが、本が絡む話になるといわゆる「スイッチが入った」状態になり、別人のようにキビキビとしたしゃべり方にかわる。
篠川文香(しのかわ あやか)
栞子の妹。大輔の母校に通う高校生。
古書についての知識はほとんどない。明るく無邪気で誰とでも打ち解けられるが、口が軽い。篠川家の家事をほぼ取り仕切っており、料理が得意。
ビブリア古書堂の事件手帖7の感想・解説・評価
#三上延「ビブリア古書堂の事件手帖7」#読了
— 右手@ものかき (@migite1924) 2020年1月20日
シリーズ本編としては最終巻。複雑になった関係を整理するために冒頭に図を用意してくれている親切設計です。
テーマはシェイクスピア。冒頭から胡散臭い、読んでいて気持ちが悪いヤローが物語をかき回してきたりと大変そう。https://t.co/9IovZ6GeBb pic.twitter.com/M2hmiEEWWt
栞子さんも大輔くんも徹頭徹尾良い人なので、周りももっと良い人だったらなと思いました。シリーズに何回も出てくるキャラは良い人が多いですけどね。
— 右手@ものかき (@migite1924) 2020年1月20日
奇書・珍本や稀覯本が多く登場する関係か、お金の話が多く、魅力的な本であることを、売価の高さで表現するキャラや説明には辟易ぎみ。
— 右手@ものかき (@migite1924) 2020年1月20日
個人的には、割合安価な古本が出てくる回のほうが楽しめたかもしれません。
あと、やっぱり栞子さんはかわいい。
合わせて読みたい本
ビブリア古書堂の事件手帖 〜扉子と不思議な客人たち〜
ある夫婦が営む古書店がある。鎌倉の片隅にひっそりと佇む「ビブリア古書堂」。その店主は古本屋のイメージに合わない、きれいな女性だ。そしてその傍らには、女店主にそっくりな少女の姿があった–。
女店主は少女へ、静かに語り聞かせる。一冊の古書から紐解かれる不思議な客人たちの話を。古い本に詰まっている、絆と秘密の物語を。
人から人へと受け継がれる本の記憶。その扉が今再び開かれる。
シリーズ番外編です。
短編連作で4作が収められています。せどりの志田さんなどお馴染みの面々も登場。大輔と栞子の娘・扉子に語られるというスタイルになっています。
ビブリア古書堂の事件手帖7の評判・口コミ・レビュー
ビブリア古書堂の事件手帖7
— 響月@読書 (@hibiki_dokusyo) 2017年7月24日
栞子さんと果てない舞台#読了
はぁ……完結してしまった……
1~7まで一気に読めました(^-^)/
あまりシリーズものは読んだことが
無かったのですがこのシリーズは
時間を忘れて読むことが出来ました( *˙ω˙*)و グッ! pic.twitter.com/mG2gKc8G5b
『ビブリア古書堂の事件手帖7』三上延
— 末期ー@📗🍛🐴👕🎮 (@makky_0095) 2018年7月28日
読了。やっぱり、読みやすいストーリーですね、あっという間に読み切ってしまった。
あとがきにもあったように、後日談やスピンオフ作品があったら、是非読みたいかな。#読書 pic.twitter.com/3ZISbzzHId
ビブリア古書堂の事件手帖 7(三上延)
— 桜鬼🕊波の寄る辺@誰もいない架空の旅先から (@HanaOniTiriyuku) 2018年2月7日
個人的には人物をより掘り下げていた6のほうが色々と想像の余地もあり面白かったように思います。
が、シリーズ本編の完結作であるのでそれだけの緊張感はありました。
シェイクスピアから引用した台詞を深読みすると面白いかもしれません。#読了 pic.twitter.com/DNEKXUn0aa
今年20冊目
— りのん (@ddQDDQDD) 2019年2月12日
三上延さん
ビブリア古書堂の事件手帖7
栞子さんと果てない舞台
読了。
ビブリア古書堂に迫る影。奇妙な縁で対峙することになった劇作家シェイクスピアの古書と謎多き仕掛け。そこには女店主の祖父による巧妙な罠が張り巡らされていた。日本で一番愛されるビブリオミステリ、ここに完結。 pic.twitter.com/W4yMYRLROg
本日読了。
— たまぽん@冬眠中 (@YajiroP) 2017年4月3日
『ビブリア古書堂の事件手帖7』
三上延 著。メディアワークス文庫。2017.2.25発行。2014.12.25に6巻が発行。剛力彩芽が主役でドラマ放映されたのが2013年。
本編はようやく完結しましたが、まだ番外編の構想があるそうです。実写とアニメの映画化もあるそう😲 pic.twitter.com/xQgMeeqyf6