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しにがみのバラッド。の作品情報
- タイトル
- しにがみのバラッド。
- 著者
- ハセガワケイスケ
- 形式
- 小説
- ジャンル
- ファンタジー
- 執筆国
- 日本
- 版元
- メディアワークス
- 初出
- 書き下ろし
- 刊行情報
- 電撃文庫、全12巻
しにがみのバラッド。のあらすじ(ネタバレなし)
純白を身に纏い、周囲から「変わり者」「落ちこぼれ」などと呼ばれる死神・モモ。そして、その従者の黒猫・ダニエル。この一人と一匹を主人公とする連作短編集である。
作者
ハセガワ ケイスケ
ライトノベル作家。福井県生まれ。アミューズメントメディア総合学院東京校ノベルス学科卒業。第8回電撃ゲーム小説大賞に応募した作品が編集者の目にとまり、2003年6月に『しにがみのバラッド。』でデビュー。
しにがみのバラッド。の刊行情報
- 『しにがみのバラッド。』電撃文庫、全12巻、別冊3巻。
漫画版
和泉明日香『しにがみのバラッド。』花とゆめコミックス、全3巻
アニメ版関連動画
テレビアニメ『しにがみのバラッド。』2006年3月2日 – 4月6日
テレビアニメ『しにがみのバラッド。』を全編無料視聴できる配信一覧
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しにがみのバラッド。の登場人物
モモ
死神の少女。優しい性格ゆえに、人間を助ける。しょっちゅういろんな事に首を突っ込むお節介でもある。死神でありながら白い容姿の為に「ディス」(変わり者)と呼ばれていた。透き通るような白い肌、白いワンピース姿、鈍色の鎌を持ち、赫い靴を履いている。
ダニエル
モモの仕え魔兼保護者のような存在。黒猫の姿をしており、金色の瞳とブカブカの首輪に付いた大きな鈴が特徴。コウモリのような羽を生やして空を飛ぶことができる。モモがいつも過剰に人間に関わってしまうことに手を焼いている。しかし、モモに頼まれるとよほどのことが無い限りはその役目を忠実に果たす。
しにがみのバラッド。の感想・解説・評価
優しい”しにがみ”
純白を身に纏い、周囲から「変わり者」「落ちこぼれ」などと呼ばれる死神・モモ。そしてその従者であり仲間の黒猫ダニエル。この一人と一匹を主人公とする連作短編集である。
死神が登場するのだから、その周辺には常に死というものがある。それも特に肉親や親友の死である。ところがこのモモは「普通」の死神ではない。それは死神なのに真っ白な服を着ていることではなく、人を救おうとすることである。救うことができない場合も、少しでも良くなるように努力し始めるのだ。おまけに実際に別れの場面が来ると泣き出してしまう始末である。
人の死が描かれる作品だが、そんなに重い気分にならずに読了することができる。しかし、それで何も感じないと言うわけではない。ほんの少しの悲しさを読者の心に残すのだ。まさに、「死神」ではなく「しにがみ」という訳である。
合わせて読みたい本
半分の月がのぼる空
同時代に刊行され、アニメ化・ドラマ化された傑作ライトノベルです。
半分の月がのぼる空(橋本紡)のあらすじ(ネタバレなし)・解説・感想
しにがみのバラッド。の評判・口コミ・レビュー
ハセガワケイスケさん
— いのり@読書垢 (@inrdksak) 2017年7月13日
『しにがみのバラッド。』11、12読了
私のラノベデビューがこの本だったけど、11から読めてなかったので最近やっと読めてよかった。
「しにがみ」とかタイトルにあるけど、そんな禍々しい話じゃなくて、切ないけど心温まる、優しい物語です。
最後まで読めてよかった pic.twitter.com/q6TG8Qp7mk
ハセガワケイスケ「しにがみのバラッド。」全12巻 #読了
— amethyst@読書垢 (@30_amethyst_30) 2017年10月9日
図書館で見かけ、優しい雰囲気に惹かれて読みました。
真っ白い死神の少女が人の心を救っていく短編集。以前登場した人物がまた別の物語に関わってくるのが好き。
抽象的な表現が多く、どこか儚げな世界観で展開される物語です。 pic.twitter.com/v9OnJ55rUa
「しにがみのバラッド。」1巻読了ー。やはり何回読んでも泣ける話は泣けるし、面白い話は面白い。多分自分の中でこの作品は色褪せないんじゃないかと、ふと思う程。割とどうでもいい事だけど1巻で1番好きなのは「傷跡の花。」だったり。2番は「きみのこえ。」。
— 🐬🦇❤️♠️ルナ@白銀の勝ち猫♦️♣️🐻🍿 (@Luna_piena_665) 2012年7月23日
ハセガワケイスケ『しにがみのバラッド。1-2』読了。死神の少女モモと、使い魔である黒猫ダニエル。身近に死を迎える人々の元へ訪れる彼ら。少年少女が死と向かい合う、哀しくも優しい物語。
— 鬼読書 (@onidokusho) 2012年3月29日
ハセガワケイスケ『しにがみのバラッド。』読了。白い容姿に赫い靴を履き、そして巨大な鎌を持つ少女の姿をした「死神」は様々な人と出会い、別れる。優しすぎる変わり者の死神と人間たちの魂にまつわる哀しくてやさしい物語。淡々として簡潔な文体かと思えば詩的な表現も見せる連作短篇 pic.twitter.com/JGEfnoiE3p
— three (@lucy_three) 2019年5月7日