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東 浩紀 あずま・ひろき(1971年5月9日 -)
批評家、哲学者、小説家。株式会社ゲンロン創業者。東京都三鷹市出身。東京大学教養学部教養学科第一 科学史・科学哲学分科卒業。東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。1999年、「存在論的、郵便的-ジャック・デリダについて」でサントリー学芸賞(思想・歴史部門)受賞。2010年、「クォンタム・ファミリーズ」で三島由紀夫賞受賞。
東浩紀のおすすめ作品ランキング
第5位:ゲーム的リアリズムの誕生
話題を呼んだ前作『動物化するポストモダン』より5年半の待望の続編。明治以降の「自然主義的リアリズム」、大塚英志の「まんが・アニメ的リアリズム」に対して「ゲーム的リアリズム」とは何か? まさに文芸批評の枠を超えた快著。
第4位:一般意志2.0
民主主義は熟議を前提とする。しかし日本人は熟議が苦手と言われる。それならむしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据える新しい民主主義を構想できないか。ルソーの一般意志を大胆に翻案し、日本発の新しい政治を夢想して議論を招いた重要書。文庫オリジナルとして政治学者・宇野重規氏との対論を収載。
第3位:弱いつながり
「かけがえのない個人」など存在しない。私たちは考え方も欲望も今いる環境に規定され、ネットの検索ワードさえグーグルに予測されている。それでも、たった一度の人生をかけがえのないものにしたいならば、新しい検索ワードを探すしかない。それを可能にするのが身体の移動であり、旅であり、弱いつながりだ――。SNS時代の挑発的人生論。
普段哲学書を読まない人向けに、自己啓発本のように書かれた一冊。
主にSNS時代の人の繋がりや社会、環境の重要性について書かれています。
リアルの繋がりは「強い絆」で、ネットの繋がりは「弱い絆」だと考えることは間違いだと語ります。著者によると、ネットは強い絆をどんどん強くするメディアとのこと。
確かに政治系のTwitterアカウントなどを見るとそうですよね。自分の意見に近い人ばかりをフォローしてRTしている。 そんな中で、リアルの行動によって起こる意図しない出会いや偶然性といった「弱い絆」の重要性を訴えます。
第2位:動物化するポストモダン
注目の批評家による画期的論考!! 物語からデータベースへ。オタクたちの消費行動の変化が社会に与える大きな影響とは? 気鋭の批評家が鋭く論じる画期的な現代日本文化論!
第1位:ゲンロン0 観光客の哲学
第71回毎日出版文化賞(人文・社会部門)受賞!
否定神学的マルチチュードから郵便的マルチチュードへ――。
ナショナリズムが猛威を振るい、グローバリズムが世界を覆う時代、新しい政治思想の足がかりはどこにあるのか。
ルソー、ローティ、ネグリ、ドストエフスキー、ネットワーク理論を自在に横断し、ヘーゲルのパラダイムを乗り越える。
著者20年の集大成、東思想の新展開を告げる渾身の書き下ろし新著。