【おすすめ】佐藤史生の全作品を一覧であらすじを紹介します

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佐藤 史生 さとう・しお(1952年12月6日 – 2010年4月4日 )

漫画家。宮城県登米市生まれ。24年組、ポスト24年組に連なる漫画家の一人。竹宮惠子のアシスタントを経て、1977年、『別冊少女コミック』掲載の『恋は味なもの!?』でデビュー。代表作に『夢みる惑星』、『ワン・ゼロ』などがある。

おすすめ作品ランキング

長い記事なので、先におすすめランキングを紹介します!

  • 1位:夢みる惑星
  • 2位:ワン・ゼロ
  • 3位:死せる王女のための孔雀舞

作品一覧リスト

金星樹(1979年)

「事故により両親を意失ったネネは、惑星工学の専門家で育ての親であるマッキーに、いつしか深い愛情を抱くようになっていた。ネネへの複雑な思いを振り切るように、金星探査に志願するマッキー。心がすれ違ったまま、思わぬ事態が二人を引き裂き…。」

「一角獣にほほえみを」のリメイク作品「一角獣の森で」など、初期作品を6編収録。遺品のなかより発掘された貴重な未発表イラストも収めた、永久保存版!

  • 金星樹』奇想天外コミックス、1979年
  • 金星樹』新潮コミック、1992年
  • 金星樹』復刊ドットコム、2012年

春を夢見し(1980年)

「深野に 深野に 春の盛りの宴せむ 舞えばひともと また ひともとの 花あかり_。山深い桜の里・深野にある旅館“錦楼”。錦楼の桜園で樹齢数百年の齢を重ねながら、何年も花咲くことのなかったしだれ桜を巡り、人々の想いは交錯する。」

表題作「春を夢見し」、1977年に発表されたデビュー作「恋は味なもの!?」を含め、軽快なコメディからシリアスなラブストーリーまで、作風の異なる6編を収録した異色の傑作短編集。

夢みる惑星(1982年5月~1984年7月)

太古の都、アスカンタ王国。

大陸変動によりもたらされる人類滅亡の危機から人々を救うべく、王国の「大神官」となったイリス。

運命を動かす出会い、そしてその立場と己との間で揺れる葛藤。イリスの数奇な運命を壮大なスケールで描いた、佐藤史生初の長編大作が愛蔵版でよみがえる!

死せる王女のための孔雀舞-七生子シリーズ-(1983年)

「あき家になっている祖母の家で雨宿りをしていた奇妙な青年“雨男”と出会った七生子。青年から、幼い日の七生子を知っているという思いがけない告白を受け…。」

多感な少女の揺れ動く心を描き、読者の共感を得た人気連作“七生子シリーズ”のほか、代表作『ワン・ゼロ』の原型となった「夢喰い」、そして貴重な単行本初収録となる「マは魔法のマ」「一角獣にほほえみを」の2作品を収めた豪華作品集。

阿呆船(1984年)

  • 阿呆船』ペーパームーンコミックス、1984年
  • 天界の城』ハヤカワ文庫JA、2001年

ワン・ゼロ(1985年6月~1986年10月)

少女漫画史上、唯一無二の異色SF長編!

《魔》VS《神》。佐藤史生が創造した近未来、他に類を見ない壮大なストーリーが時を超えて蘇ります!

20世紀末、東京。落ちこぼれの高校生、明王寺都祈雄の前に、魔由璃と名のる少女が現れた。
魔由璃はインドで消息を絶った彼の父とインド人の母との間に生まれた娘で、都祈雄の腹違いの妹にあたるという。
彼女は明王寺家に伝わる守護尊=孔雀明王像に反響する「真言」に異常な反応を示し…。

この貧しき地上に(1985年)

古代ギリシャのクノッソス宮殿と現在を舞台に、出生の秘密を知った天才少年・最上清良の傷ついた心の惑いと再生をたどる、時空を超えたSFミステリー。人間の心の迷宮を書き出したシリーズ3編のほか、資産家を舞台に、本妻の息子と私生児の愛憎絡み合う葛藤を描く「おまえのやさしい手で」を収録。 加えて冷徹な女帝とその寵愛を受けた青年のアンビバレンスな愛の物語「緑柱庭園(エメラルドガーデン)」を収めた傑作作品集。

打天楽(1987年)

傑作SF長編『ワン・ゼロ』の後日譚

佐藤史生が壮大なスケールで描く 傑作SF長編『ワン・ゼロ』の番外編。

都祈雄、エミー、アキラ、ミノルは、それぞれ新たな生活を送っていた。
日本を離れ、世界中を自由きままに旅していた都祈雄だが、ある日を境に消息をたち、直後にエミーは“都祈雄が助けを求めてくる”という不思議な夢を見る。
都祈雄を救うため、三人は夢の世界を捜索することになるが……。

表題作の「ワン・ゼロ」番外編「打天楽(だてんらく)」に加え、
「ムーン・チャイルド -月の子-」
「楕円軌道ラプソディ」
「天使の繭」の3編も収録。

羅陵王(1988年)

●「羅陵王」……ある惑星のみで産出される長命の妙薬の正体とはーー
●「アレフ」……男性がいなくなり文化の衰退した地球、そこに生まれたたった一人の男性《アレフ》ーー
●「タオピ」……ある超能力開発機構に預けられた少女は――
●「緑柱庭園」……昔昔、ある国の女帝が親を失った貴族の少年を拾い養い、長じて彼を愛人としたが――

やどり木(1988年)

「惑星ハザンで聖ミスルトがひらいた学問と祈りの場、ハプト・サンス学院。学院では数十人の選ばれし少年たちが、十六歳までに“ビジョン”を得て超人=宿脳人(しゅくのうじん)となるための教育を施されていた。十五歳で入学し、皆に追いつこうと必死なソウルを猛特訓する秀才のシュネ。ある日、十六歳のタイムリミットを目前に、シュネが昏睡状態に陥ってしまう。原始惑星で安らかな生を営むことを望んだ人類のたどる道とは—。」

チェンジリング(1989年)

精霊王(1989年11月)

鬼追うもの(1995年)

邪気を締め出した“聖域”であるはずのヒモロギ府に怪のものどもが出没し、鬼追いの役、朱楽(あけら)が派遣された。久びさの執筆で、ファン待望の一冊。

心臓のない巨人(1999年1月)

宇宙を旅する巨大な船の“船母”クララ。知能化ザル・朱夏がその心の空虚を埋めたが、やがて…。同時収録『バビロンまで何マイル』。SF秀作。

魔術師さがし(2000年11月)

魔法に支配された不可思議な生物が棲むパンタレイ島。島に召還された名だたる魔術師たちの攻防。表題作とその番外編描きおろし他を収録。

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