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輪廻転生(または転生輪廻)とは、死んであの世に還った霊魂が、この世に何度も生まれ変わってくることを言います。
ヒンドゥー教や仏教などインド・東洋の哲学や思想の考え方ですが、ピタゴラスやプラトンなど世界の各地に見られる考え方でもあります。
信じる、信じないは個人によるでしょうが、興味があるという人も多いのではないでしょうか。今回の記事では、輪廻転生をテーマにした小説を紹介します。
輪廻転生をテーマにした小説7選
『月の満ち欠け』佐藤正午
あたしは、月のように死んで、生まれ変わる――この七歳の娘が、いまは亡き我が子? いまは亡き妻? いまは亡き恋人? そうでないなら、はたしてこの子は何者なのか? 三人の男と一人の女の、三十余年におよぶ人生、その過ぎし日々が交錯し、幾重にも織り込まれてゆく、この数奇なる愛の軌跡。プロフェッショナルの仕事であると選考委員たちを唸らせた第一五七回直木賞受賞作、待望の文庫化。
佐藤正午さん「月の満ち欠け」読了。
— ゆずれもん‐Z (@ToyokoYujiro) July 17, 2017
素晴らしかった。個人的に佐藤さんのベスト。とにかく文章が巧い。どこがどう素晴らしいのか書きたいけど、この小説は内容を入れないで読んだ方が良いと思う。
直木賞の「月の満ち欠け」が「愛する人に再会する為に死んでも何度も生まれ変わりを繰り返す女性の話」と聞いて、すっごい読んでみたくなった( ‘ω’ 三 ‘ω’ 三 ‘ω’ )これは…輪廻転生系好きな腐女子は絶対反応しちゃうやつ…(前前前世を脳内でカチ鳴らしながら
— 寝音 (@kikuneneon) July 19, 2017
佐藤正午さんの『月の満ち欠け』読了。命もまた欠けても満ちる時が来るのだなと思わせてくれる、切ないけれどふんわり優しさをまとったお話でした。とてもおもしろくて一気に読んでしまった。佐藤さんの作品は初めて。他も読んでみよう。
— TOMOKO.N (@tomok5) June 18, 2017
『リセット』北村薫
遠く、近く、求めあう二つの魂。想いはきっと、時を超える。『スキップ』『ターン』に続く《時と人》シリーズ第三弾。
「——また、会えたね」。昭和二十年五月、神戸。疎開を前に夢中で訪ねたわたしを、あの人は黄金色の入り日のなかで、穏やかに見つめてこういいました。六年半前、あの人が選んだ言葉で通った心。以来、遠く近く求めあってきた魂。だけど、その翌日こそ二人の苛酷な運命の始まりの日だった→←流れる二つの《時》は巡り合い、もつれ合って、個の哀しみを超え、生命と生命を繋ぎ、奇跡を、呼ぶ。
北村薫「リセット」読了。時と人の三部作は、「スキップ」も、「ターン」も良かったけれど、私はこれが一番好きだ。職場でお昼休みに読んでいて、胸がきゅうっとして目が潤んでしまった。
— 三色だんご (@isyuca42) November 19, 2012
北村薫「リセット」読了。不覚にも電車で泣きそうになる。「スキップ」「ターン」と違い、時代を股にかける壮大な話だった。
— Webooker 🖥 Web・グラフィックデザイナー (@webooker_log) February 6, 2012
北村薫『リセット』読了。久しぶりに小説を読んだ。良い話だったな。話の内容は全然違うんだけども、個人的には手塚治虫『火の鳥・太陽編』に近いかなと思ったり。生まれ変わるだとか転生とかそういう話を荒唐無稽だと思う人もいるかもしれないけど、僕は好きです。
— はやみん (@shanren3) January 11, 2012
『ライオンハート』恩田陸
いつもあなたを見つける度に、ああ、あなたに会えて良かったと思うの。会った瞬間に、世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ……。17世紀のロンドン、19世紀のシェルブール、20世紀のパナマ、フロリダ。時を越え、空間を越え、男と女は何度も出会う。結ばれることはない関係だけど、深く愛し合って――。神のおぼしめしなのか、気紛れなのか。切なくも心暖まる、異色のラブストーリー。
輪廻転生ものっていったら、恩田陸の「ライオンハート」が好きです。背筋がぞくぞくするあの感じがたまりませんなぁ。
— しづか@睡眠と読書 (@sshizucca) April 15, 2016
そして何度でもいうけど、恩田さんの『ライオンハート』は最高だから。輪廻転生繰り返しながら絶対に結ばれない男女のSFだから…「恋愛=すれ違い=SF…つまり恋愛=SF!!!」というすごい論理展開をあとがきで書かれてるの見て天才かってなるから…ほんとすき…
— むじか (@mujica66mujica) April 25, 2015
恩田陸『ライオンハート』。テーマは、輪廻転生。一瞬の重なりで時間を越える二つの魂。
— ムツミ (@mu_takahashi) April 25, 2010
「いつもあなたを見つけるたびに、ああ、あなたに会えてよかったと思うの。会った瞬間に世界が金色に弾けるような喜びを覚えるのよ。」
絵画が背景にあり、描写がキレイ。
『楽園』鈴木光司
はるか昔のゴビ砂漠、南太平洋に浮かぶ島、アリゾナの地底湖……男女の愛の邂逅を描く、3つの壮大な物語。時空を超えたファンタジーノベル大賞優秀賞にして鈴木光司衝撃のデビュー作。
個人的にオヌヌメ小説は「楽園」リング書いた鈴木光司さんのやつ!私の輪廻転生ハピエン脳はこれで養われた…
— 🐝モリス=ダマ🦋 (@moridama) July 1, 2017
#1ふぁぼごとに私の部屋にある本のタイトル晒す
— しげみな (@Akira_s4) September 25, 2015
楽園 鈴木光司
ホント好き。マジ好き。輪廻転生をテーマに、引き離された一組の夫婦が時代を超えて地球を一周してまた結ばれる話。壮大すぎて鳥肌立つ。三部構成中、二部が一番好きかな。タイラーは本当にいい男だと思った。
鈴木光司の楽園読んでる。面白い。時代が連なり物語となるところ、生きることを楽しみ嫉妬のない自由な性とその終焉の描写が。人間の生命の根に考えを馳せてしまう本だ。リングシリーズ以来久々だけど、買って良かった。
— Logic (@takklogic) September 25, 2011
『夜の写本師』乾石智子
狙うは呪われた大魔道師。魔法ならざる魔法を操る〈夜の写本師〉。日本ファンタジーの歴史を塗り替え、読書界にセンセーションを巻き起こした著者のデビュー作待望の文庫化。
「夜の写本師」読了。わたしの好きなファンタジーと輪廻転生ものが合体したわたし好みの作品だった
— ゆるり (@yuurihurip) March 28, 2017
夜の写本師、ファンタジーとか魔法好きには堪らんと思うわぁ しかも新しいタイプの魔法と輪廻転生とかもうね 文体もさることながら、設定をするっと頭にいれてくる文章力が凄い
— まっこる (@mackoru) July 10, 2014
乾石智子氏の「夜の写本師」読了。いやあ凄い作品。文体はぶっきらぼうでも、グイグイと読者を引っ張り込んでいく圧倒的な吸引力。綿密に描き出される世界観。そしで、ただひたすらに面白い。これは続編も読まないとだなあ。
— いけだ (@ikeda_seitaro) January 15, 2015
『妖女のねむり』泡坂妻夫
わたしたちは結ばれることなく死んだ恋人たちの生まれかわりよ──麻芸に告げられて、真一は秘められた事実を探り始める。名匠が幻想味あふれる物語に仕掛けた本格ミステリの罠。
泡坂妻夫『妖女のねむり』、一気呵成に読了。不可能興味横溢、輪廻転生の謎に眩惑される。中盤における、ある人物の突然の退場は『サイコ』を連想。洒脱さの奥に、ある"思想"への妄執の恐ろしさと、その射程にポツンと置かれる「戦争」の重石。
— めとろん (@metolog71) January 23, 2016
「妖女のねむり」読了
— もっちり丶 (@79kusamoti) April 9, 2019
樋口一葉の未発表作品の発見?からの転生からの殺人。手品爺さん泡坂妻夫ここにあり。令和が来るけどそれがどうした。昭和ミステリ万歳
『豊饒の海』三島由紀夫
維新の功臣を祖父にもつ侯爵家の若き嫡子松枝清顕と、伯爵家の美貌の令嬢綾倉聡子のついに結ばれることのない恋。矜り高い青年が、〈禁じられた恋〉に生命を賭して求めたものは何であったか?――大正初期の貴族社会を舞台に、破滅へと運命づけられた悲劇的な愛を優雅絢爛たる筆に描く。現世の営為を越えた混沌に誘われて展開する夢と転生の壮麗な物語『豊饒の海』第一巻。
三島由紀夫の豊饒の海を読んでるけれども、あれ凄い。語彙半端ない。面白い。
— 紙と空 (@namakonokokoro) December 20, 2012
三島由紀夫『豊饒の海』4部作を読了。20年余りぶりの再読。プルーストの大伽藍には及ばずとも、東洋的で精緻な物語を建造していて、文学を読む楽しさ、歓びに満ちていた。『天人五衰』の最終盤、月修寺への道程の描写は、透徹の目に映じた現世の虚飾を写生し尽くし、日本文学の粋であると思う。
— 1987年のリスボン (@JjYop) January 13, 2015
三島由紀夫4部作 『豊饒の海』(ほうじょうのうみ)はLean(輪廻転生)がテーマの壮大なドラマ。第3巻・暁の寺 はタイ、インドが舞台。20代のころ、インドの一人旅にあこがれていた私としては、なんとも刺激的。父の書棚の前で読み耽っていた。
— neoinfinity (@neo2619) November 26, 2010