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馳 星周 はせ・せいしゅう(1965年2月18日 – )
小説家。横浜市立大学文理学部卒業。勁文社の官能小説レーベル「グリーンドア文庫」の編集者やフリーのゲームライターを務めた後、1996年8月、『不夜城』にて一般小説作家としてデビュー。第120回に『夜光虫』、第122回に『M』、第130回に『生誕祭』、第138回に『約束の地で』、第153回に『アンタッチャブル』など、度々直木賞候補となるも手が届かなかったが、7度目のノミネートとなる『少年と犬』で第163回直木賞を受賞した。
馳星周おすすめ作品ランキング
第6位『夜光虫』
しらを切れ、丸め込め、あいつを黙らせろ! 大傑作ロマン・ノワール!
プロ野球界のヒーロー加倉昭彦は栄光に彩られた人生を送るはずだった。しかし、肩の故障が彼を襲う。引退、事業の失敗、莫大な借金……諦めきれない加倉は台湾に渡り、八百長野球に手を染めた。
夜光虫/馳星周 読了。激しい話だった。最後の150ページくらいはホントにすごいドキドキ感だった。最後読み終わったあとは、切なくなる感じもあり、スッキリした感じもあり、なぜか爽やかな感覚もあってよかった。
— 松松村 (@MatumatuMura) February 4, 2012
馳星周「夜光虫」読了。面白過ぎでした。
— york (@yorkjet) May 20, 2012
馳星周『夜光虫』読了。
— あいあい🌏 (@aiaitaro8) August 7, 2017
頭から最後までどこを斬っても馳星周的傑作。登場人物達の狂い加減、登場人物相互の因縁の深さ、どこまでも主人公が追い込まれ、堕ちていく様。救いのなさ。どうして初読の時にこのすごさが分からなかったのだろう。
第5位『漂流街』
反対する祖父を殴り倒して日本に出稼ぎに来た、日系ブラジル人マーリオ。しかし希望は裏切られた。低賃金で過酷な労働を強いる工場から抜け出し、今は風俗嬢の送迎運転手をやっている。ある日マーリオは、中国マフィアと関西やくざの取引の隙に、大金と覚醒剤をかすめ取ることに成功。怒りと絶望を道連れに、たった一人の闘い──逃避行がはじまった! 第1回大藪春彦賞受賞作品。
馳星周「漂流街」読了。
— JIN@ミステリ/ゲーム/English (@osakabampaku) April 18, 2014
いやあ、最高にいかれてるな~、馳星周。負のエネルギーがほとばしってるね。暗黒小説の白眉でしょう。もうたまりません。
漂流街読了。
— しろ (@d_u_n00) July 26, 2019
なにこれめっちゃ面白い。
837ページあるとは思えない。
マーリオもケイも死んでスッキリした終わり。
ずっとマーリオ視点だから読みやすかった、ダークムーンよりオススメかもしれない。#及川光博#吉川晃司 pic.twitter.com/ubFpIghpgJ
漂流街読了。ラスト間近の疾走感と救いの無さ、最後に踏みとどまっていた場所から一気に転落していく様。
— サムゲッダン (@SameGeedam) October 21, 2013
良い小説でした。(こなみ
第4位『不夜城』
アジア屈指の大歓楽街――新宿歌舞伎町。様々な民族が巣喰うこの街で、器用に生き抜いてきた故買屋・劉健一。だが、かつての相棒・呉富春が戻ってきたことから事態は一変した。富春は、上海マフィアのボス元成貴の片腕を殺し逃亡を続けていたのだ。健一は元に呼び戻され、三日以内に富春を連れてこいと脅される。同じ頃、謎の女が、健一に仕事を依頼してきた。彼女が売りたいと口にした意外なものとは――。生き残るために嘘と裏切りを重ねる人間たちを濃密な筆致で綴った危険な物語。
馳星周『不夜城』#読了。今から20年前に刊行され映画化もされた有名小説。今さらの初読だけど、今でも面白くて物語にのめり込んだ。新宿歌舞伎町を舞台にした中国人黒社会。あの街が舞台だからこそ、ギラついたあの雰囲気を醸し出せるんだろうな。次のシリーズもあるみたいだから読んでみようかな。
— Bookaholic (@extrahot4) August 22, 2016
「不夜城」読了。面白かった! 同じものに惹かれる人間味も交えつつ、冷酷に生き汚い姿勢が徹底してる。人間の堕落の果てを主人公の記憶から描きながら、そうして身につけた他者を利用して立ち回る手腕が、歌舞伎町という裏社会規模で展開する。社会戦の緊迫と救いのない男の背中、双方120%楽しめた。
— 神楽 景壱 (@KaguraX2) May 5, 2020
馳星周 不夜城読了。新宿・アンダーグラウンドを克明に描いたデビュー作!おれは誰も信じない。女も、同胞も、親さえも…。アジアの大歓楽街に成長した歌舞伎町で、迎合と裏切りを繰り返す男と女。派閥と差別のなかで、アンダーグラウンドでしか生きられない人間たちを綴った衝撃のクライム・ノベル
— marusyun (@marusyun) May 23, 2020
第3位『ゴールデン街コーリング』
「日本冒険小説協会公認酒場」と銘打ったバー〈マーロウ〉のアルバイト坂本は、本好きが集まるこの店でカウンターに立つ日々を送っていた。北海道の田舎から出てきた坂本にとって、古本屋街を歩き、マーロウで文芸談義できる毎日は充実感をもたらした。一方で、酒に酔った店主・斉藤顕の横暴な言動と酔客の自分勝手な振る舞いには我慢ならない想いも抱えていた。そんなある日、ゴールデン街で放火未遂事件が起こる。親しくしている店の常連「ナベさん」は放火取り締まりのため見回りを始めるが、その矢先、何者かに殺されてしまう。坂本は犯人捜しに立ち上がるが――。若手作家の胎動著しき頃、ゴールデン街がもっともゴールデン街らしかった時代にひりひりする時間を過ごした著者の、最初で最後の自伝的青春小説。
ゴールデン街コーリング
— esuran (@barairo831) March 17, 2019
馳星周#読了
ノワールの鬼才が綴る自伝的青春小説。ファンはもちろん彼の著作を未読の層でも入りやすいのでわ? 学生時代の新宿ゴールデン街を舞台に傷つきながらも大人の階段をのぼっていく話がエピローグまで含めてとにかくよかった。ファンとしては大絶賛なのです。 pic.twitter.com/9KbxZqERNg
馳星周『新宿ゴールデン街コーリング』(KADOKAWA)を読了。これまで馳星周の作品を読んだことがなく、ゴールデン街に思い入れはないけれど、予想以上に面白かった。自伝的な青春小説、ちょっとだけ推理小説。エピローグに「短歌」と「俳句」の発行人らしき編集者が登場します。
— うだひろ (@udahiro) February 18, 2019
馳星周さんの小説【ゴールデン街コーリング】読了。馳さんの自伝的青春小説。青春小説だから当然青い。そしてノスタルジー。若い頃の馳さんのイメージが自分の抱いてたイメージと大分違う。デビュー作の不夜城のイメージが強いからなぁ。良い小説だった。特に終わり方、エピローグ。絶妙。
— 飛成 (@HINARI10) January 26, 2019
第2位『ソウルメイト』
犬とは人間の言葉で話し合うことはできない。でも、人間同士以上に心を交し合うこともできる。思わず涙こぼれる人間と犬を巡る7つの物語。ノワールの旗手が贈る渾身の家族小説。
馳星周『ソウルメイト』読了。散歩や休日のお昼寝、ブラッシングなど愛犬との触れ合いは、かけがえのない愛おしいもの。7つの物語の中では、ボルゾイが私のお気に入りです。バーニーズ・マウンテン・ドッグ中の“犬は人間の魂の伴侶“、けだし至言。そして「走ろうぜ、マージ」を思い出して涙腺崩壊。
— nittetsu (@tnig7730) October 5, 2015
馳星周【ソウルメイト】読了。犬との生活、心の触れ合いがストレートに描いてあり、これから犬を飼おうと思っている方に読んで欲しいと思いました。犬好きさんも是非!!犬の話なのでブックカバーはスヌーピーにしました。 pic.twitter.com/LlJlrDW6G5
— 真珠 (@shinjyucafe) September 4, 2016
『ソウルメイト』読了~。戌年やけん、今年一冊目は犬が出てくる小説をということで。もうね~、はちゃめちゃに泣いたよね(特に最後の章)。目がいたい。。。 pic.twitter.com/aozRKqhFV5
— かすみのはま (@colorful1222) January 6, 2018
第1位『少年と犬』
2011年秋、仙台。震災で職を失った和正は、認知症の母とその母を介護する姉の生活を支えようと、犯罪まがいの仕事をしていた。
ある日和正は、コンビニで、ガリガリに痩せた野良犬を拾う。多聞という名らしいその犬は賢く、和正はすぐに魅了された。
その直後、和正はさらにギャラのいい窃盗団の運転手役の仕事を依頼され、金のために引き受けることに。
そして多聞を同行させると仕事はうまくいき、多聞は和正の「守り神」になった。
だが、多聞はいつもなぜか南の方角に顔を向けていた。多聞は何を求め、どこに行こうとしているのか……。
「少年と犬」 馳星周
— MOGU@読書垢🦈 (@MOGU42429147) June 25, 2020
#読了
多聞という名の一匹の犬が
ある出来事をきっかけに、様々な人々と出会いながら、目的の為にひたすら移動し続ける。
孤独と死は常に身近にあり、寄り添う事により運命を見届ける姿は神々しい。
心が震えるほど温かく哀しい余韻。
直木賞候補作品 pic.twitter.com/2i9auMvaet
馳星周『少年と犬』#読了。
— つかっちゃん読書垢@小説チャンネル (@book_tsukatsu) June 22, 2020
直木賞候補の2つ目。連作短編集。多聞という犬は日本列島を南に下る。その時々に出会う人々のエピソードが描かれる。なぜ多聞は南に行きたいのか。その謎も最後にわかる。面白かったです!とあるギミック(?)もあって、最後は泣いちゃいました。ぜひ直木賞取ってほしい!🐕 pic.twitter.com/MNMEVVk63H
馳星周『少年と犬』(文藝春秋)読了。東日本大震災で飼い主とはぐれたと思しき犬が、心に闇を抱えるさまざまな人たちと出会い、心を癒し、救済を与えつつ南を目指す。六編の連作はいずれも救いと破滅の物語であり、人々を寡黙に見守る犬はハードボイルドの主人公のようである。直木賞をとって欲しい。
— Genei-John (@noji2207) June 26, 2020