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読んでいると後味が悪い、読後感が最悪…でも気になって読み進めてしまう。そんな小説をまとめました。
今回紹介するのは、嫌な気分になるミステリーことイヤミス!
長年のベストセラーから最新作まで、人気の作品を紹介していきます。
後味最悪イヤミス小説7選
『彼女がその名を知らない鳥たち』沼田まほかる
昔の男を忘れられない十和子と人生をあきらめた中年男・陣治。淋しさから二人は一緒に暮らし始めるが、ある出来事をきっかけに、十和子は陣治が昔の男を殺したのではないかと疑い始める。
沼田まほかるさんの「彼女がその名を知らない鳥たち」を読み終わった。ラストには納得したけど、実は途中で何度も投げ出したくなった。イヤミスは精神的に危うい時には読んじゃいけないものかもしれない。
— セツ@修行中 (@makix25) October 9, 2012
沼田まほかる著『彼女がその名を知らない鳥たち』読了。予想通りの展開・・・と思いきや、ラスト二ページで胸が締め付けられ、ラスト一文で切なさの涙が溢れた。
— 蠍座かあちゃん (@kaokaorinboo) May 28, 2016
「彼女がその名を知らない鳥たち」読了。不快・嫌悪・侮蔑・絶望・・・、だけど壮絶。自分の中の奥底には存在するだろうけど、探りあてるかどうかもわからない感情を疑似体験で堪能。前半の不快感を乗り越えたあとの引き込まれ感は凄かった。イヤミスって一種中毒的な魅力だな。でも続けては無理!!
— satoetsu (@satoetsu) December 5, 2011
『へなちょこ探偵24じ』齊藤飛鳥
七草町の駅前商店街に、その探偵事務所はある。名前は〈探偵事務所・24じ〉。全身まっ白なスーツのへなちょこな探偵が、いつでもどんな依頼でも全力でぶつかって解決してくれるぜ。おっと、お菓子の腕前もプロ並みさ。依頼をためらうなよ。……この物語は、主人公の身近で起きる謎解きから、警察もからんでくる犯人追跡劇まであり飽きさせないが、犯罪のトリックや謎解きに主眼を置く物語ではなく、大人の一人としての探偵との関係性のなかで自己を再確認していく少年の物語である。物語のさいごに、あっと驚くどんでん返しが仕組まれている。
齊藤飛鳥『へなちょこ探偵24じ』。小学生がハードボイルドっぽい語りをするギャグ探偵ものにみせかけて、最終話はかなりえげつない展開になる。イヤミス愛好家には特におすすめ。https://t.co/PGqsc13aT7
— yamada5 (@yamada_5) December 16, 2015
へなちょこ探偵24じ、明るさときつさのバランスになんとなくだれかに読んでもろて感想言い合いたいなって気がするからだれか読んで
— 羽太 (@hanecco3) January 14, 2016
斉藤飛鳥『へなちょこ探偵24じ』読んだ。これは今年の児童文学のダークホースかもしれない。小学生にハードボイルド調の語りをさせるギャグを装って、そうきますか……。
— yamada5 (@yamada_5) December 12, 2015
『暗黒女子』秋吉理香子
ある女子高で、最も美しくカリスマ性をもつ女生徒が死んだ。一週間後に集められたのは、女生徒と親しかったはずの文学サークルの仲間たち。ところが、彼女たちによる事件の証言は、思いがけない方向へ――。果たして女生徒の死の真相とは? 全ての予想を裏切る黒い結末まで、一気読み必至の衝撃作!
まさにイヤミス!見栄や虚栄心と友人などを出し抜くしたたかさ…。あ~、怖い怖い!
— マッチ (@match_oh) January 28, 2016
でも、その怖さが一番の醍醐味♪お嬢様学校×闇鍋っていう設定も面白い!#暗黒女子 #秋吉理香子
株式会社双葉社 | 暗黒女子 https://t.co/IWzFIObCQL
『暗黒女子』読了…5人の小説を読みながらドキドキ…最後はそうくるかと…💦暗黒すぎます…🌚
— aoi-chan (@esoracandy365) October 13, 2015
暗黒女子読了。女同士のドロドロすげーなって思ったけどかなり面白かった
— サイコパスくらげ伍長 (@radiostella) June 16, 2015
『黒い家』貴志祐介
若槻慎二は、生命保険会社の京都支社で保険金の支払い査定に忙殺されていた。ある日、顧客の家に呼び出され、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になってしまう。ほどなく死亡保険金が請求されるが、顧客の不審な態度から他殺を確信していた若槻は、独自調査に乗り出す。信じられない悪夢が待ち受けていることも知らずに……。恐怖の連続、桁外れのサスペンス。読者を未だ曾てない戦慄の境地へと導く衝撃のノンストップ長編。第4回日本ホラー小説大賞受賞作。
昨夜「黒い家」読了。
— ごとう (@tmugu) June 7, 2016
こんなにも不気味な話があるのか?って感じです。
よくあるホラー(サスペンス?)ではありますが、貴志さんの手にかかると俄然面白くなりますね。
彼の文体はリズミカルで、僕と波長が合うのかスラスラと読めてストレスがたまらないです。
やっぱ現代におけるイヤミスの王者はケッチャム大先生なのかなあ。キングのゴールデンボーイとかミザリーとかも相当イヤだけど。ジムトンプスンとかもイヤだしなあ。でも今まで読んで1番イヤだったのってもしかしたら貴志祐介の「黒い家」かなあ。
— りりりりこ (@Tiger_Lilyyyy) April 20, 2013
貴志祐介の「黒い家」読了
— じょん (@mokewo) May 15, 2016
これ、夜に1人で家で読んじゃあかんやつや…
『殺人鬼フジコの衝動』真梨幸子
一家惨殺事件のただひとりの生き残りとして、新たな人生を歩み始めた十歳の少女。だが、彼女の人生はいつしか狂い始めた。またひとり、彼女は人を殺す。何が少女を伝説の殺人鬼・フジコにしてしまったのか? あとがきに至るまで、精緻に組み立てられた謎のタペストリ。最後の一行を、読んだとき、あなたは著者が仕掛けたたくらみに、戦慄する!
フォロワさんにおすすめしてもらった『殺人鬼フジコの衝動』の余韻すごい。。ひさしぶりに読みごたえあるイヤミス読んだや…0時前に寝ようと思ってたのに勢いで読んじゃったよ…
— つっちぃ 🎉(.°ω°)🎂 (@s26amnos) May 8, 2016
殺人鬼フジコの衝動(作者 真梨幸子)読了❗
— ゆずずん (@yuzuanzu86) February 16, 2016
途中から、最後はこんな感じになるんだろうな。と思って読んでいたらその上を行きました(;゜∀゜)
『ポイズンドーターホーリーマザー』湊かなえ
女優の弓香の元に、かつての同級生・理穂から届いた故郷での同窓会の誘い。欠席を表明したのは、今も変わらず抑圧的な母親に会いたくなかったからだ。だが、理穂とメールで連絡を取るうちに思いがけぬ訃報を聞き……。(「ポイズンドーター」) 母と娘、姉と妹、友だち、男と女。善意と正しさの掛け違いが、眼前の光景を鮮やかに反転させる。名手のエッセンスが全編に満ちた極上の傑作集!
毒のある後味の悪いミステリー小説が好きです。例えば湊かなえさんの新作「ポイズンドーター•ホーリーマザー」なんか極上のイヤミス短編集。
— えぃ. (@evilempire528) June 5, 2016
湊かなえ『ポイズンドーター ホーリーマザー』読了
— ntm (@ntm3103) June 5, 2016
短編集なので、サクサク読めた!
田舎で育って都会に出てきてるまだ娘立場の社会人的には、「ああ、、」って感じました。
『五十坂家の百年』斉木香津
その朝、双子の老姉妹が手に手をとり、崖から飛んだ。疎遠だった子らが葬儀に集い、やがて武家屋敷の床下に隠された四体の遺骨を見つけ出す。これは誰? いつからここに? 金貸し一族の淫靡で切ない歴史と、“乙女”のゆがんだ欲望を描き出した、背徳のミステリー。
斉木香津『五十坂家の百年』を読了してました。四体の人骨が掘り起こされる場面から始まる、武家屋敷で暮らしてきた一族の四世代にわたる物語。いわゆるイヤミスですが、わかりやすい部分の陰に思わぬ真相を隠してあって驚かされました。ラストも感慨深く、面白かったです。 #air_mys_ken
— SAKATAM (@youmoutei) November 28, 2015
斉木香津「五十坂家の百年」を読み出してしまったら、予想以上に嗜好ドンピシャで止まらなくなった(^w^)
— 金子ユミ/ゆみみゆ【千手學園少年探偵團】(光文社キャラクター文庫) (@yumikmiyu) October 30, 2015
因縁の旧家に双子がいっぱい。たぎる……