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ラストにどんでん返しのある小説の中で、読み終わると全ての伏線が繋がりスッキリ!そんな伏線回収に驚かされる小説をまとめました。
今回紹介するのは、伏線回収の美しいミステリー!
終盤の展開に衝撃を受けながら「伏線がこんなところにあったのか!」と伏線が繋がっていく気持ち良さを楽しめる作品を集めてみました。
どんでん返しを味わえる小説6選
『教場』長岡弘樹
君には、警察学校をやめてもらう。
この教官に睨まれたら、終わりだ。全部見抜かれる。誰も逃げられない。
警察学校初任科第九十八期短期過程の生徒たちは、「落ち度があれば退校」という極限状態の中、異色の教官・風間公親に導かれ、覚醒してゆく。
必要な人材を育てる前に、不要な人材をはじきだすための篩、それが警察学校だ。
長岡弘樹『教場』が面白くて夜更かし。伏線が多くて読み切れなくて、話が着地した時に訳が分からなくてページをめくりなおす。次は騙されないぞと章を追うごとに読書への集中力が高まり物語も楽しめるという新しい小説に出会った気分。
— Whatever Works (@ZineWorks) January 9, 2016
最近読んでめちゃ面白かったのが長岡弘樹『教場』。一気読み。警察学校の話。裏の説明書きに“すべてが伏線”とあるが、本当に“ああ!ここでこれが出てくるわけね!”の連続で楽し。
— ミキコ (@hakuo9) March 5, 2016
長岡弘樹『教場』 警察学校を舞台にした連作小説。『このミス』二年連続ランクイン。体育会系の学校とは裏腹の陰湿な人間関係が良いし、 伏線回収は見事としか言いようがない。連作や短編が好きな人は満足できると思う。尼のレビューは当てにならぬ pic.twitter.com/ioHbaM5j8R
— すずき (@jyuzon01) December 14, 2015
『少女』湊かなえ
親友の自殺を目撃したことがあるという転校生の告白を、ある種の自慢のように感じた由紀は、自分なら死体ではなく、人が死ぬ瞬間を見てみたいと思った。自殺を考えたことのある敦子は、死体を見たら、死を悟ることができ、強い自分になれるのではないかと考える。ふたりとも相手には告げずに、それぞれ老人ホームと小児科病棟へボランティアに行く――死の瞬間に立ち合うために。高校2年の少女たちの衝撃的な夏休みを描く長編ミステリー。
湊かなえさんの少女は最後の伏線回収の快感が凄まじいので、みんな小説読むべきだよ
— DJ FAIO (@FAIO1230) June 5, 2016
湊かなえ著『少女』読了。終わりが見えるにつれてハッピーエンドかなぁと思いきや、最後の最後の最後に大どんでん返し。張り巡らされた伏線をこんな風に回収するのか!全てを知った上でもう一度読み直したい!
— くけこ@ぽっけた (@miyachol_DOW) June 11, 2016
『シャイロックの子供たち』池井戸潤
「現金が足りないんです」。銀行の支店で起こった現金紛失事件。捜索の結果、当日の日付の入った札束の帯封が女子行員のショルダーバッグの中から発見され、疑いがかかる。女子行員は盗ったことを否定し、ミスを隠したい銀行は支店長らが金を出し合って補填をすることに。そのうち、別の男性行員が失踪――。
東京第一銀行長原支店――中小企業や町工場がひしめき合う場所に立地し、それらの顧客を主な取引先とする銀行を舞台に、〝たたき上げ〟の誇り、格差のある社内恋愛、家族への思い、上らない成績……事件の裏に透ける行員たちの人間的葛藤を描く。銀行という組織を通して、普通に働き、普通に暮すことの幸福と困難さに迫った傑作群像劇。
「シャイロックの子供たち」読み終わった!半沢直樹にはない「銀行ミステリー」であり最後の最後まで展開が分からない。それに伏線回収スゲーってなった。
— fuzymaly◢⁴⁶ (@fuzymaly) February 14, 2014
池井戸潤のシャイロックの子供たち
— よしったー (@tjhype44) September 10, 2014
読みました。
短編のようなストーリーがいくつもあり、その話が伏線をはっていて最後にうまくまとめられていて、面白かったなぁ
池井戸潤「シャイロックの子供たち」を読了。半沢直樹の原作者だけに銀行の日常がリアルで面白い。それに、ミステリー仕立てで話を繋いでいるので飽きないのも良い。また、仕事、金銭、人間関係のちょっとした失敗で人は道を踏み外す場合があると改めて考えさせられた。第2話と愛理に勇気を貰えた
— MIKIO (@1991Tamarind) March 1, 2014
『アヒルと鴨のコインロッカー』伊坂幸太郎
大学入学のため引っ越してきたアパートで、最初に出会ったのは黒猫、次が悪魔めいた長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。標的は――たった一冊の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万円の教材を買いそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ! 四散した断片が描き出す物語の全体像とは? 注目の気鋭による清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。
「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎 #読了
— まりーな (@UPiKVjNhL5fX8R1) December 4, 2022
過去と現在が交互に語られる物語。
悲しさや切なさが残ったけれど、明るい光が見えたような気がした。
「彼らの物語」には奇跡が起きたんだなと思った。
伏線回収も圧巻でした。 pic.twitter.com/9omVxdV57G
伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」#読了
— 唯@読書垢📚 (@yuu_ii_1113) December 1, 2022
隣室に引越してきた学生・椎名に「一緒に本屋を襲おう」と謎の協力を迫る男・河崎。二人の書店襲撃から始まる「現在」と、かつて河崎と関わった人々を描く「2年前」。異なる時間軸の物語が当初は愉快に、次第に不穏に並走する。大量の伏線回収が圧巻。 pic.twitter.com/HH7AXBaGTU
伊坂幸太郎「アヒルと鴨のコインロッカー」#読了
— にわとり(読書垢) (@_mikawabushi_) January 26, 2022
さすが伊坂幸太郎さん、タイトルが秀逸🤦🏻♀️✨
コインロッカーはそうやって使われるんですね…!
伊坂さんの作品は、日常のほんの少しの間だけ非日常が起こり、それがまた静かに日常に戻っていく。
その空気感がたまらなく好き😌💕
面白かった〜😇🙏 pic.twitter.com/vMOsGQ057P
『ハサミ男』殊能将之
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作!
伏線の回収にゾクゾクするのエントリーにあったハサミ男を読んだけれどすごい面白かった。ヒントは山ほどあったのに最初何が起こったのかわからなかったわ。
— mitsu_man (@mitsu_man) December 13, 2014
殊能将之『ハサミ男』読了だよ。いやぁ、物凄く面白かった(小並感)。自分の殺人方法を模倣され標的を横取りされた猟奇殺人犯が主人公=探偵役っていう設定から色々捻れてるのに、ラストはどんでん返しの嵐で一瞬取り残されるレベル。伏線が緻密で、文章も引き込まれる。なんとも言えないオチも絶妙。
— 岡本ですが? (@ok_wat528) October 20, 2014
「ハサミ男」読了。殊能さんの追悼で読み始めましたが、やはり十何回読んでも、この作品は相変わらず面白いです!一つ一つの伏線の巧妙さと、オセロ感がホントにたまりません。それから、読後、引用参考文献の列挙を見る度に、殊能さんらしさにゾックゾクします!…実に惜しい作家さんが去られました…
— くつなみ (@kutukabenami) April 17, 2013
『葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午
かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!?
「葉桜の季節に君を想うということ」。積読状態だったのを、ようやく読了。途中途中で「?」と引っかかっていたところが、やはり伏線となっていて、最後にピースが嵌るように綺麗に謎が解けていくのが気持良かった。もう一度読もうかなぁ。
— Ayako Hosono (@ayahocho) April 23, 2016
「葉桜の季節に君を想うということ」
— ちな♡ᵕ̈*⑅ (@wakazu_uzakaw) September 14, 2015
Kちゃんのオススメ本読んでみたらおもしろかった☆
すっかり騙された!!
ネタバレで言えないけど小説だからこそできることだなぁ
これは絶対読み返したくなる(*゚◇゚)
映像化不可能だと思うから、これはぜひ読んで体験してほしい!#歌野晶午
歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 #読了
— 浅葱@読書垢 (@asagi_books) December 9, 2022
最後の方でタイトル回収し、凄くほっこりした。年齢なんて関係なく、非生産的な挑戦をする人はいつでもかっこいい!全てはやる気次第!好き! pic.twitter.com/oIw7bhROND