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日本神話、インド神話、古代史、宇宙論、バラモン教や孔子や仏陀を描いた壮大な物語。
暗黒神話(諸星大二郎)の作品情報
- タイトル
- 暗黒神話
- 著者
- 諸星大二郎
- 形式
- 漫画
- ジャンル
- SF
伝奇
歴史
ファンタジー
- 執筆国
- 日本
- 版元
- 集英社
- 初出
- 週刊少年ジャンプ、1976年20号~25号
- 刊行情報
- 集英社文庫、1996年
暗黒神話(諸星大二郎)のあらすじ(ネタバレなし)
作者
諸星 大二郎 もろほし・だいじろう (1949年7月6日 – )
漫画家。主にSF・伝奇作品を手掛けている。長野県北佐久郡軽井沢町生まれ、1970年『COM』にてデビュー。代表作に『妖怪ハンター』『西遊妖猿伝』などがある。
もっと読む【おすすめ】諸星大二郎の全作品を一覧であらすじを紹介します
暗黒神話(諸星大二郎)の刊行情報
- 創美社『暗黒神話』ジャンプスーパーコミックス、1977年
- 創美社『暗黒神話』ジャンプスーパーエース、1988
- おすすめ集英社『暗黒神話』集英社コミック文庫、1996年
- ホーム社『暗黒神話 完全版』2015年
- ファンなら集英社『暗黒神話』愛蔵版、2017年
暗黒神話(諸星大二郎)の登場人物
山門武(やまと たけし)
主人公。13歳の少年。右肩に蛇を思わせる奇妙な傷跡がある。実はヤマトタケルが転生した姿であり、宇宙の真理たるブラフマンに選ばれし者「アートマン」となる運命を持つ。
小泉小太郎(こいずみ こたろう)
父の友人と称して武に近づいてきた謎の男。
竹内(たけうち)
武の周辺に現れる謎の老人。縄文土器やヤマトタケル伝説に詳しい。
菊池彦(きくち ひこ) / 菊池一彦(きく かずひこ)
古代縄文人・熊襲の血を引く菊池一族の宗主・菊池家の73代目当主。
暗黒神話(諸星大二郎)の感想・解説・評価
#諸星大二郎「#暗黒神話」「#孔子暗黒伝」#読了
— 右手@文学&漫画ブロガー (@migite1924) 2019年9月8日
日本神話、インド神話、古代史、宇宙論、バラモン教や孔子や仏陀を描いた壮大な物語。
伝奇SFのおもしろさが詰まっていて、夢中に。古代史や神話を題材に物語の世界観をこれだけ広げられるってホントにすごすぎる。神話や歴史が好きな方におすすめです😄 pic.twitter.com/8Huzrh0C4Q
原点にして頂点
本作は、日本神話、バラモン教思想、魏志倭人伝、古代史など様々な要素を詰め込んだ伝奇・SF作品に仕上がっている。同時期に週刊少年ジャンプ等にて連載が始まった『妖怪ハンター』シリーズと共に諸星大二郎の代表作だと言える。
作家キャリアの初期に位置する作品ではあるが、すでにその独自の作風は確立。伝奇・SF作品でありながらミステリー作品としての要素も含んでおり、読者は専門用語や古代史の情報をに混乱することなく、物語を楽しむことができる。
全一巻ながら、古代・現在・未来を行き来する壮大な構想の作品となっている。
合わせて読みたい本
孔子暗黒伝
歴史的なストーリーに合わせ、儒学、五行説、仏教、ヒンドゥー神話、日本神話、科学などを展開する壮大な物語です。
「暗黒神話」とセットで読むとより諸星ワールドを楽しめると思います。
暗黒神話(諸星大二郎)の評判・口コミ・レビュー
諸星大二郎「暗黒神話 愛蔵版(完全版)」読了。面白かった。
— Boop&Nipper (@h07kei) 2017年3月24日
加筆することで物語がより明瞭になり
、まさに完全版になった。 pic.twitter.com/JTh23wsnia
で、神様系(?)といえば、今日、諸星大二郎『暗黒神話』読了。むっちゃくちゃおもしろかった。日本神話と宇宙原理〜。そういや楠本まき『kissxxxx』で臣くんが飼ってる犬ってアートマンとブラフマンって名前だったような気がする…。
— ミオ (@mio_igu) 2012年7月26日
諸星大二郎の暗黒神話読了。この世界も一皮剥けば人間なんてちっぽけなものだ、という異世界感には満ちてるけどトリップするのとは違う。
— DPS (@DPS330) 2012年1月29日
諸星大二郎『暗黒神話』読了。古事記を紐解き、卑弥呼が出てきて、父殺し、餓鬼、コールドスリープ、復讐譚、そして弥勒。わー、ジャンプといえば、友情・努力・勝利か?いや違うぞ!伝奇・宇宙・仏教だ!この時代の他のジャンプ作品を読んでみたいですね。ワンピースだけがジャンプじゃないんだぞ! pic.twitter.com/vOqP0WuYhe
— つかっちゃん読書垢@小説チャンネル (@book_tsukatsu) 2017年11月26日